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ピロリ菌感染のサインは?
検査でピロリ菌は発見できるの?

2人に1人はピロリ菌保菌者

日本人は胃が弱いと言われます。それは、動物性食品の消化のために進化した胃酸分泌と丈夫な胃を備えた欧米人とは違い、比較的消化のよい米などを食べてきた日本人では、胃酸の分泌量も、胃の頑丈さも違っているからと考えられます。

しかし、胃の調子が悪く、それが慢性的な不調である場合、ピロリ菌の感染を考えるべきかもしれません。ヘリコバクター・ピロリ、通称ピロリ菌は人間などの胃の中に潜み、胃炎などの原因になることがあります。日本人の場合、ピロリ菌がいる確率は約50%(日本ヘリコバクター学会誌2009)。2人に1人の胃の中にピロリ菌がいるのです。

無症状の人が多いピロリ菌

ピロリ菌に感染することが多いのは5歳以下です。経口感染ですが、大人になってからは免疫機能が完成されているため、その可能性は低くなります。

ピロリ菌が体内に入ると、胃炎や下痢を起こすことがあるものの、はっきりとした症状が出ない場合が多く、症状が出る人は保菌者の30%程度に過ぎません。大半の人はピロリ菌に感染していても、無症状です。

ピロリ菌感染のサイン

症状が出る場合は、胃もたれ、胸やけ、胃痛となって現れます。これらは胃炎などの症状です。ピロリ菌の症状は胃炎や胃潰瘍になって現れることとなります。胃炎の症状としては、他に吐き気、上腹部の張り、げっぷなどがあります。こういった症状が、体内でピロリ菌が悪さをしているサインなのかもしれません。

その他、健康診断などで、胃の状態がよくないと判断された場合、ピロリ菌の検査を勧められることもあります。そういった場合、自分が保菌者かどうかを調べるべきかもしれません。

一部健康保険が適用されるピロリ菌の検査

慢性胃炎・十二指腸潰瘍などの病気が認められた場合には、健康保険が適用されます。検査方法の中には、内視鏡で胃の粘膜を採取し、顕微鏡で確認する方法、そして、ピロリ菌を培養する方法、内視鏡を使わず、その日に結果が分かる尿素呼気試験という方法などもありますので、自分の症状に健康保険が適用されるのか、どんな検査方法が合うのか、など医療機関に相談をすると良いでしょう。

慢性胃炎患者も除菌は保険適用

もしも、検査結果でピロリ菌陽性となった場合、除菌を考えることになります。以前は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のような場合にのみ、健康保険が適用されましたが、2013年からは慢性胃炎でも、健康保険が使用できるようになりました。

実際の治療では、胃酸の分泌を抑制する薬と、抗生物質を1週間ほど飲み続けることになります。ピロリ菌は胃炎だけでなく、胃潰瘍、そして、胃がんに至る可能性もあるだけに、心当たりのある人は一度、検査を検討してみて下さい。

更新日:2016年4月18日

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