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むずむず脚症候群の原因は不明?眠れない時の対策は?

あまり認知されていないむずむず脚症候群

むずむず脚症候群はレストレスレッグス症候群(RLS)、下肢静止不能症候群ともいい、欧米ではその研究者の名前からエクボン症候群の名で知られています。

その認知度は低く、症状があっても、自分がそうであることに気付いていないことも多く、症状が目に見えるものではないため、それで苦しんでいる場合でも、認知されていないために、周囲の理解が得られないといったストレスもあります。

睡眠障害の原因に

むずむず脚症候群の症状はその名のとおり、脚などに虫が這っているかのような感覚です。ただ、この症候群は、人により、手や腕、背中など全身に症状が出る場合もあります。

また、この症状の感覚はむずむずするといったものの他に、痛みを伴うこともこともあり、その症状と患者ごとの表現は様々のようですが、いずれにせよ、脚などを動かさずにはいられなくなってしまいます。これらの感覚に襲われるのは、安静にしている時であり、睡眠を妨げ、睡眠障害を引き起こすことにもなります。

原因は特定されていない

残念ながら、この症候群の原因はよくわかっていません。現時点では、神経伝達物質であるドーパミンに関する機能障害や鉄分の代謝異常などが疑われています。ドーパミン機能障害説は、脳や脊髄といった中枢神経系に存在しているドーパミンが上手く作られていないか、その受容体に異常があるという仮説です。

そして、鉄代謝異常説は、その不足に原因があるという仮説で、鉄分はドーパミンの代謝にも関わっていますので、これらは切り離すべきではないかもしれません。その他、腎機能障害、他の神経障害や遺伝的要素、妊娠が関係している可能性もあります。

眠る時、眠れない時には運動を

この症状は、特に夕方から夜にかけて、じっとしている時に現れることが多いため、布団に入ってこれから眠ろうとする時に起こりやすく、入眠後も睡眠を中断させる原因になります。その原因は不明ではあるものの、普段から行えるいくつかの対策が知られています。

まずは鉄分の補給。これはレバーやほうれん草といった食材の他、サプリメントからも摂取することができます。また、運動も良いとされ、特に眠る時や眠れない時のストレッチやマッサージなども症状の改善に効果があるとされています。

そして、飲酒や喫煙、カフェインは、それ自体が睡眠の妨げになる可能性がありますので、避けるべきでしょう。一見、アルコールは睡眠の助けとなりそうですが、入眠しやすくはなっても、その後、体内でアルコールを分解しなければならないため、睡眠は浅くなってしまいます。

神経内科や睡眠障害の専門医の受診を

一番の対策は医療機関を受診することです。このむずむず脚症候群では、多くの患者が医師の診察を受けていません。現在はプラミペキソールなどのドーパミン受容体に働きかける薬が使用できるため、これで症状の改善が期待できます。

脚がむずむずしてしかたない、特に症状が夕方から夜にかけて現れ、それが睡眠の妨げになっている場合は、医療機関の受診も検討してみてください。むずむず脚症候群が引き起こす睡眠障害がストレスとなり、うつ病などの他の精神障害に至る場合もあり、中には自殺を考えてしまうといった危険性もあります。

このむずむず脚症候群の診療には神経内科がよいでしょう。また、睡眠障害の専門医もお勧めです。むずむず脚症候群を軽く考えないで、積極的な治療を行うべきではないでしょうか。

更新日:2016年3月22日

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