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持病をもつ人の出産リスク

医師と相談しながら、母体を健康に

「赤ちゃんを授かる」。幸せな気持ちでいっぱいになる一方で、ひとつの命が自分の体のなかで育つことへの不安を感じる方も多いでしょう。

持病がある方は、病気が胎児や出産へ与える影響やリスクについて、心配に思うこともあるかもしれません。また、持病を治療するための薬の影響なども気になるところです。

持病のために赤ちゃんをあきらめないで!

しかし、「持病があるから赤ちゃんをあきらめなくてはいけない」ということではありません。医師と相談しながらお母さん自身が健康になることで、出産も十分に可能なこととなるのです。以下に挙げた疾患は、妊娠、出産に影響する可能性のある疾患の一部です。心あたりのある妊婦さんは、医師に相談することをおすすめします。

バセドウ病

バセドウ病は、甲状腺ホルモン分泌が過剰となり新陳代謝が上昇する疾患です。これは、自分の体のなかに自分の甲状腺を攻撃する抗体が作られることが原因となっています。甲状腺ホルモンが分泌過剰なときに妊娠すると、早産や流産といったトラブルにつながるリスクが高くなることは事実です。

しかし、だからといってこの持病があると妊娠ができない、ということではなく、的確な治療で甲状腺ホルモンの数値を安定させていれば、妊娠は十分に可能です。

バセドウ病の治療のためには薬物療法が行われます。「薬が赤ちゃんに影響しないの?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、妊娠中の患者さんに対しては、赤ちゃんの肢体に不自由を起こすような薬が処方されることはありません。

「赤ちゃんがほしい」と思っている方は、そのことを医師に告げ、医師と相談しながら治療に臨みましょう。また、出産後の授乳が可能な薬もありますので、これも医師に相談しましょう。

子宮筋腫

子宮は胎児を育てる場所ですので、この持病のある方は心配に思うことも多いでしょう。しかし、多くの場合は出産には影響がないと言われ、筋腫があることに気づかずに出産することもあるほどです。

しかし、子宮頸部に筋腫があり、お産に影響がある場合は、帝王切開になることもあります。過去に子宮筋腫の手術をしている場合も帝王切開になることがあるため、医師に相談しましょう。

糖尿病

糖尿病の妊婦さんの場合、重症の場合は胎盤の機能が低下して、未熟児になることもあります。また、妊娠中は早産や妊娠高血圧症候群症、羊水過多などになりやすいため、医師の適切な治療を受けながら体調の管理をしましょう。

妊娠と薬について相談できる「妊娠と薬情報センター」

どの持病にも共通するのが、「胎児への薬の影響はないのか?」という心配です。このような悩みを持った妊婦さんのために「妊娠と薬情報センター」が国の事業としておよそ10年前にスタートしました。持病を治療するための薬が胎児にどのように影響するのか心配で、服薬をためらう妊婦さんも多いでしょう。しかし、このセンター長でもある医師は「大事なのはお母さんと赤ちゃんに総合的にプラスになる道を探ること。」とお話をされています。

治療のために医師から処方された薬について疑問のある方は、このセンターに相談するのもよい方法ですね。

更新日:2016年3月7日

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