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花粉症はひとつの病気にあらず!?

花粉症はほかの病気も引き起こす!

花粉症はほかの病気も引き起こす!

花粉が飛散する季節になるとよくみられる、くしゃみや鼻水が止まらないおなじみの現象。一般的には花粉症と呼ばれているが、医学的には「季節性アレルギー性鼻炎」に分類される。
ひとつの病気としてとらえられることが多いが、複数の症状がみられる場合、厳密にはいくつかの病気があわさっている。「季節性アレルギー性鼻炎と、それに伴う合併症が起きている状態」だと考えると分かりやすいだろう。

こんな病気を合併しているかも…

季節性アレルギー性鼻炎の主な症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが挙げられる。
そのほかの症状がある場合は、次のような病気が引き起こされていると考えられる。

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の合併症

●慢性副鼻腔炎
【主な症状:鼻水、鼻づまり、頭痛】

鼻と隣り合い、つながっている副鼻腔(ふくびくう)という空洞に炎症が起きる病気。蓄膿症という別名でも知られ、花粉症として現れる場合はアレルギー性鼻副鼻腔炎と呼ばれる。
粘り気のある鼻水が出る場合、それが花粉症によるものか、慢性副鼻腔炎の症状なのかを、厳密に区別することは難しい。
慢性副鼻腔炎が合併すると、花粉症の症状として現れた鼻づまりが治りにくくなるという特徴がある。

●気管支喘息
【主な症状:咳、痰】

鼻は喉などと同じ上気道であり、気管支は肺などと同じ下気道。つまり、ひと続きの同じ器官だと言える。花粉症と気管支喘息を合併している場合、どちらか片方が悪化すると、残りのもう片方も悪化してしまうことが多い。
また、気管支喘息ではなかった人でも、花粉症をきっかけとして発症してしまうケースもある。

●アレルギー性結膜炎
【主な症状:目のかゆみ、充血、涙目】

花粉症の症状として語られることの多い、目のかゆみや充血、涙目。これらは厳密に言うと、花粉症の合併症として引き起こされた、アレルギー性結膜炎によるものだと考えられる。
症状が重い場合、まぶたが腫れることもある。

医師にはすべての症状を伝えよう

ひとことで花粉症と言っても、上記で述べた合併症を含め、症状は人それぞれ。せっかく病院で診てもらっても、症状をしっかりと伝えない限り、先生も手の施しようがない。
ときには、花粉症だと思っていても、似た症状の別の病気が隠れている可能性もある。「またいつもの症状かな」「言わなくても大丈夫だろう」などと自分で判断せず、症状や悩みはすべて先生に伝えるようにしたい。

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