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24時間いつでもOK!?風邪薬や頭痛薬はコンビニで

薬事法改定で変わる薬の買い方

薬事法改定で変わる薬の買い方

1999年3月まで、滋養強壮剤やビタミン剤を購入できるのは薬局・薬店だけだったことを覚えているだろうか。もはやドリンク剤のコーナーはスーパーやコンビニに欠かせないものとなっており、たまった疲れに思わず1本という人も少なくないだろう。
これは、高騰する医療費抑制策の一環としてはじまった規制緩和のひとつ。2004年にはさらにその品目数が拡大され、健胃薬や整腸薬なども24時間、コンビニで入手できるようになった。
しかし、急な体調不良のときに買い求めたい風邪薬や鎮痛剤などは従来通り、薬剤師のいる薬局・薬店でしか購入できなかった。というのも、これまでの規制緩和では、医薬品だったものを医薬部外品に移行させることでスーパーやコンビニでの販売を行っていたからだ。

登録販売者制度とは?

2006年の薬事法改正により、2009年4月から、服用に際して薬剤師の指導が必要な一部の品目を除き、これまで薬局・薬店でしか購入できなかった品目の多くが購入できることになった。従来のような医薬部外品への移行ではなく、医薬品のまま、販路が拡大したという点がこれまでとの大きな違いだろう。

だが、すべてのコンビニに薬剤師を配置するのは困難だ。そこで新設されたのが新しい認定資格「登録販売者」制度である。また、商品に医薬品区分※を明記することで、購入者自らがリスクを見極めやすくする工夫がなされることになった。

薬局以外でも購入可能となる品目

区分※ 薬事法改正前の販売形態 改正後の販売形態 主な該当品目
1グループ 薬剤師がいる薬局・薬店での販売のみ 従来通り 胃腸薬(H2ブロッカー)、禁煙補助薬、一部の風邪薬など
2グループ 登録販売者がおり、一定基準をクリアした店舗であれば販売可能 解熱消炎鎮痛剤、風邪薬、漢方薬など
3グループ 登録販売者がおり、一定基準をクリアした店舗であれば販売可能 ビタミン剤、整腸薬、健胃薬など

登録販売者制度

2008年8月から各都道府県で随時実施されている登録販売者試験。受験資格としては、一般用医薬品の販売に携わっているなどの実務経験が必要。試験の内容も、医薬品の特性や基礎知識、人体の働き、主な医薬品の作用や安全対策、薬事に関する法制度など、幅広い知識が求められている。この資格ができたことで、大手コンビニチェーンなどが、医薬品販売に参入したり、ドラッグストアチェーンが24時間営業にする方針を打ち出している。

便利なだけじゃダメ!自己管理と適正使用が重要

薬事法改定で変わる薬の買い方

消費者にとっては、非常に便利になるという反面、自己管理が求められるということでもある。当然医薬品である限り、正しく使わなければ、副作用が思わぬ相互作用が起こることも。
単に「便利になってよかった」ということだけで終わらせないよう、自分の健康は自分で守るという、セルフメディケーションの考え方を持つことがますます求められている。

薬事法改正で通信販売が変わる!?

しかし、この薬事法で従来以上に制限されることもある。インターネットによる通信販売が可能な品目が上記表の3グループのみに限られることになったため、これまでインターネットによる通信販売が行われてきた、風邪薬をはじめとする2グループの品目の取り扱いができなくなる。ネット通販を頼っていた人にとっては、今回の改正は決して喜べない状況なのだ。

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