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健康な毎日は、足もとから!

いま、フットケアが注目されている。フットケアというと、アロマオイルを使ったマッサージやペディキュアを想像する人が多いかもしれない。だが医療現場ではいま、足は全身の健康状態をも左右する大事な部位として、ケアの大切さが認識されはじめている。
今回は、ふだん意識する機会の少ない「足」に注目してみた。

足は、全身の健康状態をあらわす鏡
あなたにとって足とはどのような存在か、考えたことがあるだろうか。移動のための手段?それともペディキュアなどオシャレを表現する場所?―おそらく体の中でも足は、あまり深く考えることのない部位だろう。しかし、一度でも足を怪我したり、骨折したりした経験のある人はその大切さを知っているはず。

事故で一時足の機能を奪われた人は、その不自由さから笑顔を失い、快活さまで消えてしまうことがあるという。「足で歩く」この何気ない動作が、人間にとって生きる活力の源となっているのだ。

また、足は全身の健康状態をあらわす鏡とも言われている。というのも心臓から最も離れた位置にあるため、末端の血管や血流の状態が顕著にあらわれるからだ。内臓や骨格といった各器官の状態があらわれる「反射区」も集まっているため、ふだんから足を観察し、適度な刺激を加えることで、全身の健康維持・増進につながる。
足に集まる反射区
「反射区」とは?

寝たきりをもひき起こす、足のトラブル
医療の現場では、以前からフットケアの重要性が叫ばれていた。
例えば糖尿病になると、合併症として神経障害が進み、末端にある足の感覚が鈍くなるため、小さなケガなどに気づきにくくなる。抵抗力が低下して感染しやすくなっていることもあり、やけど、タコ、小さなケガなどが原因で入院治療が必要なほど悪化する。進行すると壊疽(えそ)になって足を切断することも。

一方、高齢者においては、足のトラブルは寝たきりにもつながる問題だ。高齢者に多いつま先やかかとの変形、腱膜症などは、足のバランス機能を低下させ、転倒の原因となる。
転倒のせいで骨折をすると、いちどの転倒が恐怖心を呼び、外出や家の中の移動さえ控えるようになる高齢者がいる。行動を制限することで、全身の筋肉が低下してしまう。また骨折の痛みから動けなくなったり、治療のために安静を余儀なくされ、気づいたときには日常生活に必要な動作さえままならない「廃用症候群」をひき起こしてしまう。

たかが足とあなどってはいけない。足の裏を日常的に観察し、小さなキズや皮膚の変化を早い段階でキャッチして、症状にみあったフットケアを実践しよう。

外反母趾で親指が他の指の方へ曲がってしまい、足の親指つけ根の関節が肥大した状態。歩くとかなりの激痛が走る。

マスターしたい!自分でできるフットケア
フットケアの基本は、(1)清潔、(2)水分のふき取り、(3)保湿、(4)正しい爪きり、(5)足に合った靴、(6)よく歩く。
日常的にはどのようなケアをすればよいのか、足のトラブル別のケアもあわせて紹介しよう。
まず、足を観察
〈足全体〉カサカサ度/足全体の形/皮膚の色
〈爪〉爪の形/色/表面の状態
〈病気チェック〉水虫/タコ・ウオノメ/傷/できもの
入浴、または足湯で足を清潔にして、皮膚をやわらかくする
ヤスリやスクラブを使って角質を除去
乾燥を防ぐクリームをつける
クリームをのばしながら、血行促進のマッサージをする
爪を切る
爪の切り方
爪の先は、水平になるように切るのが
ポイント。深爪にも注意を

症状にあわせたフットケア
タコ・ウオノメ
どちらも、足に合わない靴が原因。足に負担のかからない靴を選ぼう。
タコは、入浴後にスクラブなどでのマッサージを何日か続けながら、タコ取り用の軟膏をつける。
ウオノメは再発しやすいのが特徴。つぶさないようにし、患部を清潔にした後ヤスリでこすり、パットを当てて保護する。よく似ている「イボ」はウイルス性なので、わからない場合は皮膚科に相談を。

水虫
基本は清潔に保つこと。白癬菌などが足に定着するには、およそ1日かかるといわれている。石けんを使ってぬるま湯で毎日すみずみまで洗うこと。靴下は裏返して洗濯を。また、家族に水虫の人がいる場合は、マットやスリッパを共用しないこともポイント。症状がある場合は、市販薬に頼る前に皮膚科の診断を受けることが大切。

ひびわれ
かかとの固くなっている部分は、傷にならないように、かかと専用のヤスリ(薬局などで手に入る)で削る。ローションで皮膚をやわらかくし、尿素配合のクリームなどをすり込み、しばらく靴下などをはいておく。皮膚の生まれ変わりサイクルは28日なので、およそ1ヵ月、ケアをきちんとくり返すことでなめらかになる。

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