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光化学スモッグ発生の原因 |
光化学スモッグは、工場・事業所や自動車などから大気中に排出された、窒素酸化物や炭化水素、
揮発性の有機化合物などが、紫外線を受けて光化学反応を起こして二次的汚染物質を生成することにより、発生する。
このとき生成される物質のうち、酸化性物質のオゾン、アルデヒド、パーオキシ・アセチル・ナイトレート、
過酸化物などの総称を光化学オキシダントという。
4〜10月の間、陽射しが強く気温が高く
風が弱いなどの気象条件が重なり、この光化学オキシダントが大気中で拡散されずに滞留して濃度が高くなると、
光化学スモッグが発生する。空気中の光化学オキシダントの濃度が0.12ppmに達すると、注意報が各自治体から発令される。ちなみに、濃度0.1ppmを超えると、粘膜に強い刺激を与えるため、目や鼻、喉が痛くなるといった症状を引き起こすことがある。
晴天の暑い日が続く夏場に発生しやすいため、猛暑の夏は発生回数が多く、冷夏に少ない傾向がある。2003年は冷夏だったため、被害が少なかったが、記録的な猛暑だった2004年は多発した。2005年、猛暑が続けば2004年同様、光化学スモッグが多発する可能性があるのだ。
【発生しやすい条件】
・ 日中の最高気温が25度以上
・ 午前9時以降の日照時間が2時間半以上
・ 無風、または弱い風
・ 地表と上空1,000mの気温差が7度以上
・ 夏型の気圧配置で等圧線の間隔が広い
なぜ、再発するようになったの?
70年代は、高度成長期以降に発生したさまざまな公害が社会問題になった時期。
この頃までに、日本は汚染物質を排出する工場や自動車が急激に増えた。
その後、工場の大気汚染物質の排出については、規制が進み、光化学スモッグも発生しにくくなっていった。
しかし、自動車の排気ガスについては、規制されたものの、十分な改善がされていなかったと指摘する声もある。
再発の原因としては、紫外線の増加、ヒートアイランド現象の影響、地球温暖化問題でも注目されるオゾン問題が関連しているとする仮説がある。 |
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