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20歳過ぎたら意識して!乳がんの「早期発見」
20歳を過ぎたら自分でチェックする習慣を

乳がんの早期発見はまず「自己検診」
乳がんが治療率のよいがんである理由のひとつに、自分で検査しやすいがんであることが挙げられる。実際に病院を訪れる人のほとんどが「自分で胸にしこりがあることに気がついた」という。乳がんは、痛みを感じるよりしこりに気がつくケースが多い。そのため定期的に自分で自分の胸をチェックすることは早期発見につながる。

■自分で「乳がん」チェック!
女性ホルモンが安定する時が望ましいので、月経がある人は月経後1週間前後がいい。すでに閉経している人は、日にちを決めて(毎月1日とか、自分の誕生日の日とか)チェックする習慣にしてもよいだろう。

裸になって鏡の前に立ち、自分の胸をしっかり見てみよう

左右の乳房の大きさ、形に違いはないか
両手を挙げたり下げたりしてみて、へこみやひきつれはないか
<<乳がんのできる場所>>
画像:乳がんのできる場所

仰向けに寝て腕を上に挙げ、胸を触ってみるとさらによく分かる

乳房を触ってみて、しこりがないかどうか。乳房を上から押さえるように触るといい。しこりは、胸ポケットに小石を入れ、服の上から触ったときのような、こりっとした感触がある
乳頭をつまんでみて、乳頭がただれたり血がでないかどうか
<<触れる方法>>
画像:触れる方法

やっぱり定期検診も利用しよう
自己検診を行っていても、なかなか気がつかないことや見落としがある。そのためにも、定期検診を受けることは大切だ。人間ドックや保健所、病院などで行っている定期検診を積極的に受けよう。 検診では通常、医師などによる「問診」と目で見る「視診」、実際に触れる「触診」が行われる。そこで異常があると、乳房レントゲン検査などの精密検査が行われる。

ちなみに、アメリカではマンモグラフィという乳房X線検査を取り入れた検査を行っている。マンモグラフィや超音波検査は、触診だけのときよりも乳がんの発見に効果的だ。しかし、集団検診で行うには装置が高価なことや専門の医師が少ないことなどさまざまな制約があって実施が困難なため、日本での集団検診ではまだあまり使われていない。

しこりに気がついたら?
自己検診でしこりに気がついたからといって、すべてが乳がんというわけではない。とくに、30歳以上の女性にできやすい乳腺症などは素人には判断のつきにくい良性のしこりの場合もある。
いずれにせよ、しこりやちょっとした乳房の異変に気がついても、「乳がん」と診断されるのが怖くて、なかなか病院に行かないという人もいる。しかし、万が一、しこりが悪性のものだった場合、早期治療が大切だ。乳がんは治療成績のよいがんでもある。しこりを見つけたらできるだけ早く病院へ行こう。

■どのくらいなら「早期発見」?
<<早めに専門医を受診しよう>>
画像:早めに専門医を受診しよう
早期発見といわれるのは、一般的にしこりの大きさが2cm以下のもの。しかし、乳がんの場合はしこりだけではなくリンパ節への転移があるかどうか、また遠隔への転移があるかどうかも判断基準とされる。しこりの大きさが2cm以下でリンパ節や遠隔への転移がない場合には、10年生存率が約90%といわれているので、とにかく「あれ?」と思ったらすぐに病院での診察を受けよう。

病院へ行く場合には、乳腺を専門とする医師に見てもらうのがよい。「乳腺外科」という診療科目がある病院があればそれが望ましい。もしくはがん検診センターなどを受診しよう。もしどの病院に行けばよいのか分からない場合には、かかりつけの医師や近くの産婦人科に相談して紹介してもらうのもよいだろう。




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