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かゆい!痛い!夏のトラブル虫刺され
夏の風物詩「蚊」に喰われたら?

蚊に刺されると、なぜかゆい?
画像:蚊にさされると、なぜかゆい?外に出たら蚊に刺されずにはいられない。それが夏というものだ。ところで、 なぜ、蚊に刺されるとかゆいのだろうか?

人の血液は空気に触れると固まる性質がある。しかし、それでは蚊にとって不都合なため、唾液を注入する。蚊の唾液には凝血を防ぐ物質や痛みを和らげる物質が含まれているのだ。唾液が入ると皮膚でアレルギー反応を起こすため、人はかゆみを感じる、というわけだ。

<蚊ってこんな生き物>
日本には100種類くらいの蚊がいるが、その中でも人を刺すのは「ヒトスジシマカ」と呼ばれる体が黒と白のシマシマ模様の蚊(やぶ蚊とも言われる)か、赤みがかった「アカイエカ」と呼ばれるものがほとんど。また、人を刺すのは雌だけ。これは、普段なら蚊は花の蜜や果汁、木の樹液などを餌にしているのだが、産卵期の雌は高たんぱくの栄養源が必要となるため、人などの血を吸うのだ。

蚊に刺されやすいタイプって?
同じ場所にいるのに、いっぱい刺される人と、あまり刺されない人がいるような気がするが、蚊に刺されやすいタイプというのはあるのだろうか?
一説によると、血液型がO型の人は刺されやすいと言われている。確かにこれまでの研究で、O型の人が他の血液型の人より刺されやすい、という結果が報告されている。それは、O型の血液の赤血球の表面についている血液型物質が花の蜜と非常に近いからだというのだ。
しかし、実際には蚊に刺されやすいかどうかは他の要素も大きく関係するため、O型でも刺されにくい人もいれば、その他の血液型でもよく刺される人もいる。

また、蚊は人が吐き出す二酸化炭素をキャッチしてより濃度が高いほうへ近寄って行く性質がある。そのため、お酒を飲んだ後は呼気の中の二酸化炭素が増えているので、より刺されやすくなる。
そのほか、汗っかきな人、体温が高い人も刺されやすいとか。ちなみに、子供は大人より体温が高いケースが多いため、子供のほうが刺されやすい。

ただし、これらはあくまでも「それ以外の人は刺されない」というわけではないので、悪しからず。

かゆ〜い!でも、掻いちゃダメ!
蚊に刺された所を掻くのはなんとも言えない快感がある。しかし、実際には掻けば掻くほどさらにかゆくなり、ついには掻きむしってしまうことがある。まさに悪循環。大人でもかゆみを我慢するのはストレスになるほどだから、ましてや幼い子供ならなおさら。

画像:掻いちゃダメ!では、なぜ、かゆいときに掻いてはいけないのだろうか。
それは、ひどく掻き過ぎると皮膚炎を起こしてしまうから。さらに、掻き壊した皮膚から細菌が入ると化膿したりして治りが悪くなる。子供の場合、蚊に刺された所を掻いているうちにとびひ(伝染性膿痂疹)になり、それがさらに火事の飛び火のごとく、数日であっという間に広がってしまうことがあるのだ。とびひは感染しやすいため、夏にはプールや水泳を禁止されて悲しい思いをすることもある。

かゆくても掻いてはいけない。かゆい所を流水や氷でしっかり冷やせば、かなりかゆみは治まる。また、市販されているかゆみに貼るシールを利用するのも手。幼い子供なら、爪を短く切っておくことも忘れずに。

化膿してしまったら皮膚科へ行こう
皮膚の炎症がごく限られた部分で他に特別な症状が見られない場合には、市販薬の塗り薬などで様子をみてもよい。しかし、それでも炎症が治まらなかったり、範囲が広がってきた場合には、その薬を塗るのはやめて、皮膚科へ行こう。判断に迷う場合にも、念のため、病院へ行っておこう。

皮膚科での治療は塗り薬が基本で、症状によっては内服や注射、点滴などがある。
塗り薬(外用薬)には、副腎皮質ホルモン(ステロイド)外用薬、抗ヒスタミン薬などがよく使われる。

副腎皮質ホルモン外用薬…ステロイドには抗炎症作用がある。副作用が強いと思われ、敬遠されがちだが、広範囲、あるいは長期間使用を避けるなど、使用方法を間違わなければ効果の高い薬だ。

抗ヒスタミン薬…ヒスタミンとは、体内でかゆみのもとになる物質であり、抗ヒスタミン薬はかゆみを抑える薬。ちなみに、外用薬としてではなく、内服薬あるいは注射などでヒスタミンを使用すると、ねむくなったりのどが渇くなどの副作用があるため、車の運転をする人は注意しよう。

症状に合わせて外用薬や内服薬を処方してもらえるので、たかが虫刺されと思わず、病院へ足を運んでみよう。


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