「恥ずかしいから」と病院に行かない人も多い痔。症状が大腸がんと紛らわしいこともあり、放置しておくのは危険です。また、女性特有の痔になりやすい要因もご紹介します。
日本人にとって、痔はポピュラーな病気だと言えるだろう。自分が痔であることに気付いていない、潜在痔主も多いと考えられている。痔には、大きく分けて3つのタイプがある。
血便や肛門からの出血があったときに「いつもの痔だろう」とたかをくくっていたら、実は大腸がんだったというケースもある。40歳以上で、血便や出血がたびたび起きるようなら、念のため大腸がんの可能性を疑っておいたほうがいいだろう。
痔と大腸がんは、血便や出血のほかにも「便秘になる」「便が細くなる」など、似た症状がある。市販の痔の薬を使っても症状が改善されない場合、早めに病院で診てもらおう。
なお、これらの症状は、以下の病気でもみられることがある。
痔は男性に多い病気というイメージがあるが、意外にも女性の「痔主」も多いもの。女性特有の痔のリスクもあるので、普段から気をつけていよう。
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