そのまま食べても健康になれるという梅干ですが、昔は薬として使われていたほどの効果があります。今でも梅干を使った民間療法があるのでそれを集めました。また、家庭で梅干を漬けるには、6月中旬から下旬が一番です。その方法をご紹介します。
江戸時代のころから病気の特効薬として常備されてきた梅干。そこで、梅干を使った民間療法を集めてみた!
効能 | 梅干には、鎮痛作用と消炎作用があると言われており、なかでもクエン酸は血液循環をさかんにする効果があると言われている。 |
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こんなときに効く! | 頭痛、疲れ目、めまい、肩こり、関節の痛みなど |
作り方 | 梅干の種を除き、果肉をすり鉢でよくする。痛みのある部分に適量を直接貼るか、果肉をガーゼでつつんで貼りつけてもいい。頭痛ならこめかみ2~3時間、疲れ目ならまぶたに少量のせて5分(これを数回繰り返す)。 |
効能 | 内服・外用ともに利用できる療法。とくに、内服ではのどの痛みによく効く。 |
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こんなときに効く! | 風邪、咳、たん、のど、扁桃腺の痛み、歯痛、口内炎、胃腸病、腎臓病など |
作り方 | 梅干をアルミホイルで2~3重に包み、網の上で1時間ほどかけてじっくり焼く。煙が出なくなって真っ黒になったら終わり。内服する場合には、この梅干2個にお湯を注いで飲み、外用する場合には、焼けたあとさらにすり鉢ですって水かハチミツで練って、痛むところに貼る。 |
効能 | 胃腸にやさしい番茶と梅干の薬効が合わさって、相乗効果で効く。体を温めたいときには、もってこい。 |
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こんなときに効く! | 風邪、高血圧、二日酔い、イボなど |
作り方 | 種を取り除いた梅肉をよくつぶして湯のみに入れ、熱い番茶を注ぐ。よくかき混ぜてできあがり。好みでハチミツや砂糖を混ぜてもよい。 |
効能 | 梅干には胃のはたらきを調整し、便秘や下痢を改善する効果がある。また、緑茶にも同じ効果があり、特に緑茶のタンニンには下痢を止める作用がある。 |
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こんなときに効く! | 下痢どめ、胃腸の調整など |
作り方 | 種を取り除いた梅干の果肉をよくすり、緑茶の粉末(緑茶の葉をすり鉢ですったものでもOK)を少し入れてお湯を注ぐ。酢を少したらすと、さらに下痢・便秘に効く。 |
効能 | 梅干の酸味は唾液の分泌を促すため、食欲が促進される。また、このドリンクを常飲すると疲れにくくなり、夏バテ防止や疲労回復に効果的。 |
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こんなときに効く! | 食欲不振、疲労回復など |
作り方 | 梅干2、3個の種を取り除いて果肉をすりつぶす。そこへ黒砂糖を小さじ1~2杯、お湯200mlを入れてかき混ぜて飲む。 |
効能 | 自家製の梅干化粧水を使っていると肌がすべすべになる!女性におすすめ。お風呂上がりにコットンに湿らせた梅干化粧水を肌にすり込むようにする。ただし、腕などでパッチテストを行ってから使おう。 |
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こんなときに効く! | 美肌効果、乾燥肌など |
作り方 | 合成着色料を加えていない梅干5~6個を、ぬるま湯か水に2、3日つけて塩抜きをする。それをざるにあげて水をよく切り、ビンに入れて日本酒を200ml注ぐ。冷暗所に1週間ほど置いて、梅を取り出して、液をガーゼで濾したら、できあがり。 |
白いご飯と梅干。または梅干おにぎり。それもいいけど、たまには梅干を使ってちょっとアレンジした料理を楽しんでみては?今回は、特に夏向きのレシピをご紹介しよう。
■材料(1回分)
梅干2個、みりん大さじ1、ゴマ大さじ1/2、だし汁大さじ2
■作り方
梅干の種を取り除いてペースト状になるまですり、みりん、ゴマ、だし汁を混ぜるだけ。これをレタスやきゅうり、トマトなどのお好みの野菜にかけて食べよう!
■材料(4人分)
鶏ささみ2本、きゅうり1本、梅干2個、だし汁大さじ1、みりん小さじ1、しょうゆ小さじお酒少々、塩少々
■作り方
ちょうど、6月下旬ごろから青梅や小梅が出まわりはじめる。まさに今、梅干を漬ける時期なのだ。今年は、自家製の梅干づくりにチャレンジしてみよう!やってみるとそんなに難しくなく、しかも常備できるところがイイ!
■用意するもの
梅2kg、自然塩360g~400g(梅の重さの18~20%)、焼酎(35度)、後ほど 赤ジソ200g(梅の10%)、自然塩40g(赤ジソの20%)
陶製の容器、重し、押しぶた、霧吹き
■作り方