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そろそろたばこ、止めませんか?<2>禁煙をはじめよう!
たばこよろず情報

世界の喫煙情報

先進国ほど禁煙が進んでいると言われているが、日本は禁煙に関しては遅れているとか。
世界各国の喫煙情報を集めてみた。

世界の喫煙率

たばこはだめ!イメージ 1999年に厚生労働省が発表したデータによれば、日本の成人男性の喫煙率は52.8%、女性は13.4%だそうだ。対して各国の喫煙率調査結果(1999年WHO)を比較すると、欧米先進国の成人男性喫煙率は、およそ日本の半分。しかし、女性の喫煙率はかなり高く、国によっては男性より上回っている所もある。
また、1人当たりの喫煙本数を調査(1990年)したところ、最も多く喫煙しているのは、ギリシャで約2,800本。次いで、日本の年間約2,500本以上となっている。

日本は禁煙に関してはちょっと遅れを取っている!?
《各国の1人当たりの年間喫煙本数》 
1位 ギリシャ 2,799本
2位 日本 2,533本
3位 アメリカ 2,140本
4位 スペイン 2,138本
5位 ドイツ 2,004本
1990年ワールド・ウォッチ研究所(出典:『「たばこ病」読本』 渡辺文学著 緑風出版)
《先進諸国の喫煙率》
(%) (%)
スウェーデン 22.0 24.0 シンガポール 31.9 2.7
ニュージーランド 24.0 22.0 ノルウェー 36.5 35.5
アメリカ 28.1 23.5 ドイツ 36.8 21.5
イギリス 28.0 26.0 イタリア 38.0 26.0
オーストラリア 29.0 21.0 フランス 40.0 27.0
カナダ 31.0 29.0      
1999年WHO調べ(出典:『「たばこ病」読本』 渡辺文学著 緑風出版)

WHOの取り組みは?

世界的に禁煙ムードが高まる現在、WHOでは1970年代の半ばから喫煙対策の推進を促す勧告や決議を出している。とくに、5月31日を世界禁煙デーと定め、スローガンを設けて世界的に禁煙を進めようとしているのだ。

ちなみに、これまでのスローガンは以下の通り。
《世界禁煙デーのスローガン》
2000年 Tobacco kills−Don't be duped だまされるな−たばこは人殺しだ
1999年 Leave the Pack Behind たばこにサヨナラ
1998年 Growing up without tobacco 無煙世代を育てよう
1997年 United for a tobacco−free world 手をつなごう!たばこのない世界をめざして
1996年 Sports and the arts without tobacco スポーツと芸術をたばこの煙のない環境で

たばこの値段ってどのくらい?

たばこの価格 海外旅行に出かけてたばこを買おうと思ったとき、あまりに値段が高くてびっくりした経験はないだろうか。世界のたばこ価格を比較してみると、日本では1箱2.47ドル(約260円)だが、ノルウェーでは5.43ドル、デンマークでは5.03ドル、イギリスでは4.28ドル、と軒並み高い。日本は、先進諸国に比べてたばこの値段がかなり安いほうに入る。ちなみに、各国のたばこの価格と1人当たりの消費本数は反比例しているとか。たばこの消費を減らす最も有効な方法は「たばこの値上げ」である、との調査結果も出ていることだし、日本もたばこの値段をもっと見直すべきなのかも!?

たばこのCM

TVCMやポスターなどの広告 多くの国々で、テレビやラジオなどの電波媒体印刷媒体、看板、電車の中吊り広告などでのたばこの宣伝は禁止されている。最も早く電波のたばこCMを禁止したのはイギリス(1965年)。それから、アメリカやノルウェーなどの先進諸国が1970年代の半ばごろまでに法律によってたばこCMを禁じた。

この流れによって、日本では1998年4月1日からたばこ業界の「自主規制」によって電波媒体によるたばこの銘柄広告はストップされたものの、看板や雑誌などの印刷媒体での広告は増えている。また、ドラマやトーク番組内で人気俳優や人気タレントの喫煙シーンがあるなど、日本ではまだまだ喫煙に関する表示の規制は甘いようだ。

日本での喫煙対策は?

世界各国で禁煙がさかんに言われるようになり、日本でも徐々にではあるが喫煙規制対策が進んできた。特に、公共の場では禁煙・分煙が進んでいる。愛煙家にとってはさみしい話かもしれないが、これもみんなの健康のため。喫煙派・禁煙派がともに住みやすい社会環境を目指して、もっと禁煙・分煙化が進んでいくといいのでは?
《公共の場での喫煙規制対策》
自治体 日本で最初に「分煙」した地方自治対の庁舎は、東京都の三鷹区役所。1965年から完全に区切られた禁煙室を設けた。その後、1986年に東京23区で初めて足立区役所が中央本庁舎の分煙をし、現在は17区が分煙庁舎になっている。
JR 1975年、新幹線こだま号自由席1号車に初の禁煙車が誕生。その後、徐々に禁煙車が増え、現在JRでは駅構内・ホームについては分煙を実施している。一時期原宿駅と目白駅の2つの駅が終日全面禁煙となったが、現在はこの両駅も分煙になり、駅のホームに灰皿が設置されている。この背景には、たばこ産業の売上の減少が絡んでいるそうだが、ちょっと残念なことかもしれない。
航空機 国際線では1990年代の半ばから全席禁煙が進んできて、1999年4月からJAL、ANAが、2000年4月からJASが全席禁煙となった。
地下鉄 1983年に開設した福岡市営地下鉄がホーム内全面禁煙を実施した。その後、札幌、名古屋、仙台がこれに続き、東京の営団地下鉄と都営地下鉄が1988年1月1日より終日全面禁煙となった。そして、4月から横浜市営地下鉄が、1989年になって京都、大阪、神戸の地下鉄も終日全面禁煙となり、日本中の地下鉄は完全に禁煙となった。

参考文献:
「たばこ病」読本」 渡辺文学著 緑風出版
「たばこで他殺、たばこで自殺」 宮崎恭一著 女子栄養大学出版部
「胎児からはじまるタバコ病」 内田和仁著 築地書館
「禁煙のすすめ」 里見信子著 医療情報センター
「明日からタバコがやめられる」 中村正和、大島明著 法研

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