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安全な食べ物を見極める<1>〜食品表示の見方
食品表示はどうなっている?

食品表示はココを見る!

牛肉の原産地が書き換えられたなど、食品表示についての話題が多い今日この頃。私たちは、「国産」と表示してあれば、国産だと信じるしかなく、その表示の真偽を確かめることは一消費者としては難しいことだ。
そこで、安心して食品を選ぶために、食品表示がどうなっているのか、その仕組みを知ろう。

★新JAS法
ご存知の方も多いと思うが、食品にはさまざまな項目の表示がびっしりと書かれている。これらの食品表示に関する法律を定めているのがJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)。これが1999年7月に大幅改正され、2000年4月から施行されている。私たちに大きく関わる部分を見てみよう。

<新JAS法はこんなもの>
その1 生鮮食品の原産地表示

これまで一部の食品にしか表示がなかった「原産地」と「名称」がすべての生鮮食品に対し、義務付けられた。
名称は、一般的に知られているものでよいとされている。原産地は、野菜や果物などは収穫された土地を表示すればいいが、畜産物や水産物は、生まれた場所なのか、飼養された場所なのか、また漁獲された場所なのかは品目によって生産の実態が異なるため、それぞれの品目ごとに原産地表示の方法が定められている。
《ここが変わっている!》
野菜・果物などの農産物
果物
原産地は、国産品であれば「岐阜県産」などの都道府県名、輸入品であれば「アメリカ産」「米国産」などと表示。ただし、「一般的に知られている地名」でもOKなので、「紀州産」「カリフォルニア産」と表示することもできる。
また、果物盛り合わせセットのように、複数の原産地のものを組み合わせた場合には、全体に占める重量の割合の多いものから順に名称と原産地を表示する
牛肉・豚肉などの畜産物
肉
国産品なら「国産」である旨を、輸入品なら原産国名を記載する。
ただし、畜産物は「生まれたのは海外だけど、育てたのは国内」というケースも考えられる。その場合、国産品と認められるのは、「生体を輸入した日から、牛にあっては3ヵ月、豚にあっては2ヵ月、牛または豚以外の家畜にあっては1ヵ月以上後にと畜して、生産した」食肉となっている。つまり、豚なら海外で生まれ育ったものを生きたまま国内に輸入し、2ヵ月以上育てれば、「国産」表示をしてもいいのだ。
魚・貝類などの水産物
貝
国産品の場合は、漁獲した水域名、養殖したものについては養殖場が属する都道府県名を記載。輸入品の場合は、国際ルールに基づいて漁ろう活動が行われた国、および漁獲を行った船舶が属する国が原産国となる。
また、マグロのように広範囲を回遊する魚の場合は、「インド洋」「太平洋」などと漁獲した水域名を表示するが、それが困難な場合には「焼津漁港」「静岡県」など、水揚げした漁港名か、その漁港が属する都道府県名を記載する。
さらに、水産物の場合は、「水産食品品質表示基準」が設けられており、冷凍ものを解凍して販売する場合には「解凍」、また養殖で育てたものは「養殖」という表示が義務付けられた。

その2 加工食品はすべての原材料を表示

これまで食品衛生法で加工食品には、食品添加物の表示が義務付けられていたが、新JAS法では、食品添加物だけでなく基本的にすべての原材料をあわせて表示しなければならなくなった。

例えば、コンビニのおにぎり。これまでは、
「調味料(アミノ酸等)、pH調整剤」という食品添加物を表示するだけでよかったが、新JAS法では
「ご飯、鮭、のり、食塩、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤」という表示になる。すべての原材料を、使用重量が多い順に書くことが義務づけられている。

また、お弁当のように何種類も加工食品が入っている場合(複合原材料という)、原料全体に占める複合原材料の割合が5%未満なら、原材料表示を省略でき、また5%以上であってもその名前から原材料が明らかな時は、簡略表示もできる。
ただ、あまりに表示にこだわり過ぎると、肝心の中身が見えなくなってしまうかも…!?
《原材料の食品表示例》
しゅうまいの場合 原材料名:たまねぎ、食肉(豚肉、鶏肉)、植物性たんぱく、豚脂、コーンスターチ、しょうゆ、食塩、砂糖、ごま油、黒砂糖、魚醤、こしょう、皮(小麦粉)、調味料(アミノ酸等)、添付香辛料(マスタード、醸造酢、食塩、着色料(ウコン)、増粘多糖類、香辛料)
幕の内弁当の場合(簡略表示が可能な場合。※赤字は簡略表示したもの
お弁当イメージ
原材料名:ご飯、煮物(里芋、人参、その他)、紅鮭、鶏つくね、大根煮、卵焼き、大学芋、昆布煮、たくあん、のり、佃煮、ごま、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、保存料(ポリリジン)、グリシン、着色料(カラメル、青1、黄4、赤102)、甘味料(ステビア、甘草)、香料>


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