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肥満は万病のもと。年齢別にみる体脂肪率判定の目安

肥満のなかでも、生活習慣病などに進行してしまう恐れがあると言われる「内臓脂肪型肥満」には要注意。年齢や男性・女性によって目安となる体脂肪率があるので、自分が適正な範囲にあるか知っておくといいですよ。

肥満は万病のもと

「若いころに比べて、太りやすくなった」「食べる量が変わらないのになぜか最近太る」などと、感じてはいませんか。
「肥満は万病のもと」とも言えるほど、「太っている」ことは体によくありません。「いまさら言わなくても…」と思うかもしれませんが、肥満がどれだけ命を縮めているか知っておきましょう。

明治生命保険相互会社の調査によれば、1972(昭和47年)〜1982年の間に保険契約した15〜69歳の372万人のうち、死亡者2万8600人の性、年齢、肥満度別に標準死亡率を分析したところ、肥満が短命につながっていることが明らかになりました。

グラフ:死亡率

肥満のなかでも「内臓脂肪型肥満」はなかなかやっかい

肥満といっても、生活習慣病などに進行してしまう恐れがあると言われるのは、「内臓脂肪型肥満」。
皮下に蓄えられる皮下脂肪型とは違い、内臓のまわりに脂肪がつくタイプです。皮下脂肪が長期的にエネルギーをため込む脂肪で、飢餓や寒さや衝撃に備えるはたらきがあるのに対し、内臓脂肪はエネルギーを一時的に蓄え、必要な時にすぐ取り出して使える脂肪です。

内臓脂肪型肥満がやっかいなのは、見た目では分からないこと。見た目に太っていなくても内蔵に脂肪がついていることはあります。それが「体脂肪率」という数値で出るものです。体脂肪率の正常範囲は、成人男性なら15〜20%、女性なら20〜25%程度となります。

年齢別にみる体脂肪率判定の目安

  標準範囲(%) 肥満傾向(%) 肥満(%)
男性(30歳未満)14〜2021〜2930以上
男性(30歳以上)17〜2324〜2930以上
女性(30歳未満)17〜2425〜3435以上
女性(30歳以上)20〜2728〜3435以上

「隠れ肥満」は気がつかないうちに進行し、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる恐れがあります。今は家庭用の簡易体脂肪計があり、体重と同時に体脂肪率が測れるようになっているので、自分の体脂肪率をきちんと把握しておきましょう。

年末年始の生活にご用心。肥満を招く生活習慣チェック

「年末年始に実家に帰ったり旅行に行ったりして、帰ってきたら太っていた…」という経験はないでしょうか。年末年始といえば、なにかと食べたり飲んだりする機会が多く、しかものんびりしてじっとしがち。でも、この油断が体脂肪率をアップさせてしまうのです。
こんな生活が肥満を招く。とくに、年末年始は注意しましょう。

肥満を招く生活習慣チェック

  • ●脂っぽい食事や、濃い目の味付けのものを好んで食べる
  • ●空腹でないのに目の前に食べ物があるとつい口に入れてしまう
  • ●お酒を飲んでいると、つまみを食べる程度で食事を終えることがある
  • ●食べるのが早く、あまり噛んでいない
  • ●スナック菓子が好きで、口寂しい時にはつい食べてしまう
  • ●お腹が空いていると眠れないので、ついつまみ食いをしてしまう
  • ●1日でトータルしても、多分1時間も歩いていないと思う
  • ●休みの日は家でごろごろしていることが多い