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ドロドロ血液は寿命を縮める
ドロドロとサラサラ

ドロドロ血はなぜ悪い?

人の体には血液が流れている。そして、その血液はサラサラなら体のすみずみまでスムーズに流れるのだが、ドロドロと粘っていると流れにくくなる。血液はうまく循環しなくなると、体のあちこちで異常を生じてしまう。その代表が生活習慣病と言われる動脈硬化などだ。
血液には重要な役割があり、どこかに異常が生じたら大変なことになる恐れがあるのだ。

「酸素や栄養素を全身に運ぶ」役割
血液の組成 血液にはさまざまな重要な役割があるが、その一つが肺で酸素を取り入れてからポンプ役の心臓に押し出され、全身に酸素や栄養素を運ぶ、というもの。同時に体で不要になった老廃物や二酸化炭素を回収する役割がある。

血液の主な成分メモ
血球 赤血球、白血球、血小板などの細胞成分。赤血球は全身に酸素を運搬する役目、白血球は体内に侵入してきた細菌や異物などを処理したり、免疫や抗体をつくるなど、主に体の防衛軍としての役目、血小板は血管が破れた時に止血する役目がある
血漿(けっしょう) 液体成分。90%は水分、あとはたんぱく質や糖質、脂質、無機物質などが含まれる。この脂質に含まれるのが、コレステロールや中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪産、脂溶性物質など
血管の長さは地球2周半!?
2周半する血管 一般的に、血液は体重の13分の1程度あると言われている。体重60kgの人なら4.6リットルもの血液が流れていることになる。そして、全身をめぐっている太い血管や毛細血管をすべてつなぎ合わせると、地球を2周半するほどの長さになるとか。この長さをスムーズに流れるためには、血液はサラサラでなくてはならないのだ!

ドロドロ血の犯人は、「脂肪」

サラサラ血液をドロドロにしてしまう主な正体は、ご存知の通り「脂質」。血漿に含まれる脂質が、普通より多くなり過ぎる病気を「高脂血症」と呼んでいるが、なぜドロドロ血がいけないと言われているのだろうか。

いちばん恐れられているのは「動脈硬化」に進行してしまうこと。。血液中のコレステロールや中性脂肪が血管の内壁に蓄積し、内壁がドロドロとした粥状に腫れ、血液の流れを悪くしたり、血栓ができて血液の流れを止めてしまう病気だ。動脈硬化はさらに、致命的な病気を引き起こす可能性がある。
(動脈硬化の進行の仕方はこちら→「これがアテローム性動脈硬化だ」
動脈硬化が引き起こす病気メモ
脳梗塞 脳の動脈に動脈硬化が起こると脳梗塞を起こす可能性がある。重症になると脳の一部が死んでしまい、意識障害や言語障害などの後遺症を残したり、場合によっては死亡することもある
狭心症、心筋梗塞 心臓の冠状動脈に動脈硬化が起こり、血液がスムーズに流れなくなったり、一時的に流れが止まるのが狭心症。さらに、冠状動脈が完全に詰まってしまった状態が心筋梗塞で、死亡する恐れが高くなる
腎臓病 腎臓の血管に動脈硬化が起きると、腎臓の機能が低下する。腎臓は、血液の老廃物をろ過するはたらきがあり、機能が低下すると尿毒症を引き起こしてしまう
間欠性跛行(かんけつせいはこう) 歩いているときに足が痛くなる病気。進行すると血液が詰まり、足の細胞が死ぬ「壊疽(えそ)」になり、足を切断することになる
ちなみに、血液をドロドロにするのは脂質以外にも「糖質」などがある。脂だけが要注意物ではないのだ!

あなたの血液ドロドロ度チェック!
チェックしてみよう! こんな生活が血液ドロドロを招く。あなたは大丈夫?チェックしてみよう。当てはまるものが多い人は生活習慣の見なおしを!
<CHECK!>
チェック1肉類が好き
チェック2早食いである
チェック3ケーキなどの甘い物が好き
チェック4野菜をあまり食べない
チェック5朝ご飯を抜くことが多い
チェック6ラーメンのスープは飲み干してしまう
チェック7運動不足である
チェック8たばこを吸う
チェック9睡眠不足の日が多い
チェック10ストレスが多い

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