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ビールは体にいい?悪い?ビールと健康の関係

ビールは、大麦、ホップ、酵母、水を主原料とする飲み物です。これに副原料が入っているものが一般的で、含まれる栄養は、ビタミンB群、葉酸などのビタミンや、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが挙げられます。

ビールの原料は何?

ビールは、大麦、ホップ、酵母、水を主原料とする飲み物だ。これに副原料が入っているものが一般的。

  • ●大麦
    2列に平らに2粒づつ大麦が並ぶ、二条大麦がよく使われる。この大麦をいったん発芽させ、大麦中の酵素が活性化したところで、初めて原料になる。この発芽させた大麦のことを「麦芽(モルト)」という。麦芽になると、栄養学的にビタミンが増え、たくさんの酵素が目覚める。
  • ●ホップ
    麻科に属す、つる性の多年草植物。古代から薬用植物として使用され、抗菌、鎮静、健胃、利尿効果などがあると言われている。ホップの役割は、ビール独特の苦味、香りを与え、殺菌の繁殖をおさえ、泡立ちや泡持ちを良くすること。
  • ●酵母
    麦芽を粉砕して湯を加えて糖化すると、甘い麦汁になり、これにホップを加えて沸騰させて苦味をつけた後、発酵させるとお酒になる。この発酵に必要なのが酵母。麦汁中の糖分が酵母によって分解され、発酵させることによって炭酸ガスが発生してくる。
  • ●副原料
    ビールの味(コクやキレ、うまみ)を引き立てるために加えるもの。コーンスターチや米などがある。日本の酒税法では、麦芽の50%未満と決められている。

ビールは体にいい?悪い?

ビールでストレス解消

ビールに含まれる栄養は、ビタミンB群、葉酸などのビタミンや、カリウム、マグネシウムなどのミネラル。特にビタミンB2は、脂肪を燃やしてエネルギーにかえるときの化学反応を進める酵素を助ける補酵素としてのはたらきもあるため、エネルギーの供給や老廃物の代謝に役立っているのだ。

さらに、ビールに含まれている適度なアルコールは胃から腸へ流されやすく吸収もされ、炭酸ガスによって胃のはたらきを活発にし、ホップの苦味によって食欲増進効果が得られる

また、古代のヒポクラテスは、大麦の煎汁を飲ませて排尿量を増やし、腎臓病を予防させていたとか。
もちろん、仕事の後の「カァーッ!と一杯!」は、ストレス解消にもなる。

さまざまな健康効果のあるビール。もちろん、飲む量や飲み方には要注意だが、適度を守れば体にいいこともありそうだ。

でも、飲み過ぎに注意!

いくらビールに健康効果があるといっても、度を超えた飲み方では、体に害を与える。では、どのくらいならいいのだろうか?

体内に吸収されたアルコールは、個人差はあるもののだいたい体重1kg当たり0.15g/時間の速度で消えていくといわれている。これで計算すると、体重60kgの人なら、1時間に9g。350mlの缶ビール1本を約90分かけて飲めば、酔わないということだ。
でも、このペースで飲んでもビールが美味しいわけではないし、これはあくまでも計算上のことであって、その日の体調や個人差があるし、また酔ったとしても二日酔いになるほどでなければ問題はなかったりする。

適量を超えれば、酔いがひどくなり、吐気、頭痛、眠気などの症状を引き起こし、さらには次の日まで残る二日酔いとなる。このくらいならまだまだ許せるが、さらに過度の飲酒を続けると、肝臓がやられてしまう
日頃からよく飲む人は、自分のペースを考えて、飲み過ぎないように注意しよう。
間違っても「ビールは体にいいんだからもう1杯!」と大手を振って飲めるわけではないので悪しからず。

更新日:2001年7月23日

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