夏は、ダニ・カビだけでなく、食中毒という危険もあります。2000年の食中毒発生件数やその病因物質を見てみると、食中毒菌にはかなり注意しなければなりません。
食中毒のピークはいつか、ご存知ですか?梅雨の時期から夏にかけてのイメージが強いですが、実は冬場に患者が増える傾向にあります。
とはいえ、気温・湿度ともに高くなる夏場は、食品の保存や調理の仕方などに注意をしなければなりません。夏は体力が落ち、抵抗力が弱くなってくるとき。しっかりと予防策をとらなければ、下痢・腹痛、吐気などのツライ症状に悩まされるので、用心が必要です。
食中毒を起こす原因は、90%以上が細菌やウィルスによるものです。「食中毒」と聞くと、すぐに「O-157」が頭をよぎりますが、そればかりではありません。
2000年 食中毒・病因物質別(厚生労働省)