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健康のヒケツは1日1杯の牛乳にあり!牛乳を飲もう

牛乳はカルシウムが豊富な優れた健康食品です。また、料理にも多様できるその性質を生かせば、そのまま飲むことが苦手な人でも、牛乳からのカルシウムを摂取することができます。その用途や、夏にピッタリなひんやりデザートをご紹介します。

牛乳の利点を料理に生かす!

シチュー

牛乳のいいところは、なんといってもその栄養の高さにある。これらを料理に生かさない手はない!?

  • ●料理の舌触りがと~っても滑らか!
    ホワイトソースや、ベシャメルソース、シチュー、チャウダーなど
  • ●生臭さをなくしてくれる!
    レバーや魚介類の臭み取り、ムニエルなど
  • ●風味がよくなる!
    ほとんどの料理に適用される
  • ●よい焦げ目をつけてくれる!
    ホットケーキ、スポンジケーキ、クッキー、バターロールなど
  • ●料理を白くしてくれる!
    ミルクコーヒー、ババロア、ムース、ブラマンジェなど

牛乳を温めるとできる、あの膜は何?

あの膜は、ラムスデン現象と呼ばれるもので、牛乳を温めるとその表面で牛乳の水分が蒸発してタンパク質の不可逆的沈殿が生じて起こる現象である。膜の成分を調べてみると、乳固形分中70%以上が脂肪であり、タンパク質が20~25%程度。味は濃厚で栄養があるものなので、食べてOK!

牛乳の食中毒が心配。家庭で見分けるポイントは?

まずは、目で見て分離やかたまりがないかを調べる。そして、臭いを嗅ぐ。いつも通りの臭いならまず大丈夫。それから、一気に飲まないで、少しだけ口に含んで味を確かめること。もし、おかしかったらすぐに吐き出そう。
それでも心配な場合は、加熱する。鍋に牛乳を入れて沸騰させ、固まってくるようであれば変質している。固まってこないようなら大丈夫だろう。ただし、鍋の底に少しかたまりができることもあるが、これはタンパク質の一種なので、問題はない。

牛乳の簡単レシピ

料理をするのは、ちょっと手間がかかるから…なんて尻込みしている人は必見!簡単にできる牛乳を使ったデザートをご紹介。ぜひ、お試しあれ。

夏のデザートにミルクゼリー

ミルクゼリー

■材料(4個分)
牛乳1カップ、粉ゼラチン10g、砂糖1/3カップ、好みの果物(缶詰でもOK)

■作り方

  • 粉ゼラチンに大さじ3の水を加えてふやかしておく。
  • 鍋に牛乳、砂糖、水1カップを入れて温める。沸騰直前で火を止めて1のゼラチンを溶かす。
  • 2のあら熱が取れたら、水でぬらしたゼリーの型に入れて、冷蔵庫で冷やし固める。

10秒でできる!ストロベリーシェイク

ストロベリーシェイク

■材料(1人分)
牛乳1カップ、いちご7~8粒、砂糖大さじ2、水カップ1/3、(好みで)レモン汁少々

■作り方

  • ミキサーにいちご、砂糖、水、牛乳を入れて混ぜるだけ。
  • 好みでレモン汁を加えても。また、暑い日は、水の代わりに氷を入れてもオイシイ!
公開日:2001年6月25日