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じめじめ梅雨は”キケン”が増殖!<1>〜カビ編
カビの正体を探れ!

「カビ」ってなに?
カビの分類図

増殖のしかた

カビや細菌、ウィルスなどは、単独の細胞が集合した原生生物に分類される。そしてこれらの微生物は、普通は「汚いバイキンだ!」といわれる嫌われもの。しかし、実は自然界の掃除屋としての大切なはたらきがある。

なかでもカビは、強力な酵素によってものを腐らせ分解しながら、他の生物にとって欠かせない栄養分を供給し、環境浄化に一役買っているのだ。そのはたらきをうまく利用したのが、みそやパンなどの発酵食品である。また、医薬品の分野でも青カビからペニシリンを作るなど、貢献しているのだ。

ちなみに、生物学的には細菌とカビは違うもの。例えば、増殖のしかたでは、細菌が細胞分裂によって増殖するのに対し、カビは細胞が糸状に伸び、たくさんの胞子を空気中に飛び散らせてあっというまに増殖してしまう。

こんなものまでがカビ!?

4万種類以上もあるといわれているカビ。あまりに多くてまだ不明なものも多いようだ。ただ、前述のように、人体に悪影響を与えるものばかりではない。身近にいるカビをいくつか挙げてみよう。

カビのいろいろ
クラドスポリウム 主に浴室やトイレなどのタイルの目地にいる、黒い斑点状のカビ。高温、低温、乾燥、防カビ剤に強く、家屋のいたるところで繁殖する。アレルギーの原因になりやすい
ペニシリウム 青カビとも呼ばれるカビ。抗生物質の「ペニシリン」を生産したり、ブルーチーズというチーズを発酵するのにも使われる
アスペルギルス コウジカビとも呼ばれる。ミソやしょう油などの発酵に使われる
アルテルナリア ススカビとも呼ばれる、灰緑色のカビ。空中で浮遊しやすく、アレルゲン性も高いため、吸いこむと気管支ぜんそくや過敏性肺臓炎の原因になる
ワレミア 乾燥を好む、小豆色のカビ。じゅうたんや畳、またはようかんなどの甘い食べ物で見かける

カビが好む条件は?

カビは一部のものを除いて好気性菌(空気が存在しないと生きていけないもの)であり、植物のような葉緑素がないので自活できず、栄養のあるものに寄生して繁殖する。
その栄養とは、食べ物だけではなく、ガラス窓やタイルなどについた手垢などの汚れでもいいのだ。つまり、いたるところにカビが好む栄養が存在するため、どこにカビが生えてもおかしくはない。

カビが好む条件
1 栄養・・・有機物であれば、食品類に限らず、ほこりや汚れなどなんでもOK
2 温度・・・多少カビの種類によって異なるが、最も活発なのは20〜30℃
3 水分・・・室内の湿度が、70〜90%程度が大好き
4 酸素・・・カビの胞子が発芽するためには必ず酸素が必要


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