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ビタミンについて考えてみよう〜基礎からのおさらい
ビタミンが足りないと大変!

かつては不治の病だった「欠乏症」
ビタミンという栄養素が発見される前までは、ビタミン欠乏によって起こる病気によって多くの人命が奪われた。
例えば、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマは全身から出血してしまう壊血病によって船員の3分の2を失ったというし、日本では明治時代、それまでの玄米に変わり白米の習慣が浸透したおかげで脚気に苦しむ人が増え、年間1万人もの死者を出したとか。
それまで風土病とか伝染病と恐れられていた病気が、食物に含まれるビタミンのせいだと発見されたおかげで不治の病ではなくなったが、現代でも欠乏症の人は意外といるのだ!!

「潜在性ビタミン欠乏症」と「顕在性ビタミン欠乏症」
疲れやすい・だるい・動悸がする・めまいビタミン欠乏症といえば、「脚気」「ウェルニッケ脳症」「くる病」などがあるが、こういった臨床的に明らかな欠乏症(顕在性ビタミン欠乏症)が起こるのは、食生活がゆたかな現代ではあまり多くない。しかし、そこまで至らなくても「疲れやすい」「だるい」「動悸がする」「めまいがする」などの不定愁訴も、ビタミン欠乏によるものなのだ。こういった場合を「潜在性ビタミン欠乏症」という。
厚生労働省の国民栄養調査によれば、カルシウム以外の栄養素はだいたいとれているそうだが、そうはいってもインスタント食品やファーストフード、外食、コンビニ弁当などを食べることが多い人は、ビタミン不足になりがちだ。また、飲酒や喫煙によってビタミンが不足している人もいる。

ビタミンはほとんど体内で生産・合成することができず、食物などからとらなければならないので、食生活を見なおしてみてはどうだろうか?
 
こんな症状になる!
ビタミン不足が招く、欠乏症および過剰に摂取した場合の症状をまとめてみた。ただし、過剰摂取の場合は、まだ分かっていないことも多い。
(※注意!必要所要量は、年齢や性別、労働量、妊産婦、授乳婦によって違いがあるため、ここでは成人の場合についてのみ記載してあります)

  ビタミン名 1日の必要所要量 欠乏すると? 1日の許容上限摂取量
脂溶性 ビタミンビタミンA 成人男性2000IU
成人女性1800IU
夜盲症、角膜乾燥症、皮膚乾燥、ニキビ、成長停止など 成人男女ともに5000IU。
ビタミンビタミンD 成人男女ともに2.5μg くる病、骨軟化症、骨粗鬆症、動脈硬化症など 男女ともに50μg。過剰摂取は心肺、血管壁、胃などにカルシウムが沈着し、腎臓が障害されると尿毒症を起こし死亡する場合もある。
ビタミンビタミンE 成人男性10mg
成人女性8mg
シミ・ソバカス、不妊、流産、頭痛、生理痛、冷え症など 成人男女ともに600mg。ただ、毒性が極めて低く、大量に摂取した場合でも、重篤な過剰症は報告されていない。
ビタミンビタミンK 成人男性で65μg
成人女性で55μg
新生児出血症、頭蓋内出血など 成人男女ともに30000μg。過剰摂取した場合は、血圧低下、嘔吐、呼吸困難、溶血性貧血などを起こすことがある。
ビタミンB1
  ビタミン名 1日の必要所要量 欠乏すると? 1日の許容上限摂取量
水溶性 ビタミンビタミンB1 成人男性1.1mg
成人女性0.8mg
しびれ、だるさ、疲労感、動悸、息切れ、めまい、むくみ、脚気、ウェルニッケ脳症など 報告されていない。
ビタミンビタミンB2 成人男性1.2mg
成人女性1.0mg
目や皮膚、口や鼻などのただれ、口内炎、口角炎、舌炎など 心配ないとされているが、1日30mgで吐気などの副作用があるとの報告もあり、賛否両論。
ビタミンビタミンB6 成人男性1.6mg
成人女性1.2mg
脂肪肝、けいれん、アレルギー症状など 男女ともに100mg。1日80〜100mgまでなら安心だが、過剰摂取だと神経症、肝機能障害、腹部膨満感などが認められるとの報告がある。
ナイアシン(ニコチン酸) 成人男性16mg
成人女性13mg
ペラグラ症(手足や顔に炎症ができる)、神経症、認知症、下痢など 成人男女ともに30mg。心配ないとされているが、1日100mg以上の摂取によって副作用があるとの報告もある。
パントテン酸 成人男女ともに5mg 手足のしびれ、痛み、疲労などを感じるが、さまざまな食物に含まれているため、とくに注意しなくても心配はない。 報告されていない。
葉酸 成人男女ともに200μg 貧血、口内炎、腸炎 許容上限摂取量は1000μg。でも、過剰症はいまのところ認められていない。
ビタミンビタミンB12 成人男女ともに2.4μg 貧血、口内炎、腸炎出血性疾患、神経・精神障害など 報告されていない。
ビオチン 成人男女ともに30μg 不眠症、貧血、脂漏性皮膚炎、しっしん、脱毛など 報告されていない。
ビタミンビタミンC 成人男女ともに100mg 壊血病(毛細血管の結合組織が弱くなる)、風邪、肉体疲労など 健常者の過剰症は認められていないが、腎臓障害がある人は、腎臓結石や尿路結石のリスクを高めるため、要注意。


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