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トクホを食べよう!
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第6回 血圧が気になりはじめた方に

血圧が気になりはじめた方に 日本は、非常に高血圧患者の多い国だ。2000年に実施された「第5次循環器疾患基礎調査」によれば、30歳以上男性の約51.7%、女性で39.7%が高血圧に該当している。高血圧は、脳血管疾患や心疾患の原因となるため、厳重な注意が必要な病態だ。「たかが高血圧」と侮ってはいけない。

高血圧の原因と食塩の摂りすぎが密接に関係していることは、多くの研究や統計などから指摘されている。例えばわが国をふくめ世界32カ国の1万人あまりを調査したINTERSALT研究(1998年)によると、食塩をたくさん摂っている人ほど血圧が高いということが指摘されている。

そのため、厚生労働省は「健康日本21」の食塩摂取目標値(2010年)を成人で1日あたり10g未満と定めるなどして、われわれの食生活に警鐘を鳴らしている。しかし実際のところ、日本人の食塩摂取量は平成7年以降年々減少してきてはいるものの、全体の平均で11.2gと10gを超えている現状だ。しかも年齢階級別に見ると男女とも年齢が上がるにつれて摂取量が増加し、60歳代で男性13.5g、女性12.0gとかなり高い数値となっている。
同じように生活習慣病への対策から塩分の摂りすぎを問題視してきた欧米では、1日の摂取目標を6g程度にしているし、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」でも、WHO(世界保健機関)やこうした欧米の基準の影響を受け、食塩摂取量は1日6g以下にすべきではないかと推奨している。

食塩摂取量

高血圧を予防・改善するには食塩の適切な摂取をはじめ、肥満、糖尿病、アルコール摂取、禁煙、運動、ストレスなどさまざまな生活習慣を見直す必要があるが、現在、わが国においては下記のような食品が販売されており、食生活の中でうまく取り入れると良いだろう。

血圧の調整を保健の目的とする食品
食品の種類 関与する成分 注意事項
清涼飲料水 杜仲葉配糖体
(ゲニポシド酸)
高血圧症の治療を目的とした食品ではない。
高血圧の治療中の方は医師の相談すること。
清涼飲料水 カゼインドデカペプチド 高血圧症の治療を目的とした食品ではない。
長期摂取により、まれに咳が出るので医師に相談すること。
妊娠中および腎不全の方は医師に相談すること。
乳酸菌飲料 ラクトトリペプチド
(VPP、IPP)
粉末みそ汁
粉末スープ
粉末清涼飲料水
加工食品
かつお節オリゴペプチド
清涼飲料水 サーデンペプチド
(バリルチロシンを含む)

ここがポイント!
血圧の調整を保健の目的とする食品(トクホ)は、高血圧の人が摂取すると血圧が低下して正常値に近づいていく一方、正常血圧の人が摂取しても血圧が下がりすぎることはない。穏やかな血圧効果作用を持っているということだ。そのため、投薬が必要なほどの高血圧がトクホだけで改善されることは期待できない。また高血圧の治療薬を服用している人が摂取すると、薬物との相互作用の危険性があるため栄養士や薬剤師、または医師に相談し、指導を受けたあと使用することが重要だ。

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