自他共に認める健康オタクのトク子さん。
健康になるためならどんな労力もいとわず、情報を求めて日々東奔西走しています。
そんなトク子さんとファミリーが織りなす日常生活のドタバタを描きながら、トクホについて説明していくコーナーです。気がつけばあなたもすっかりトクホ通に!
健康大好きトク子さん。健康の秘訣はおいしい食事と家族の笑顔と思っています。ところがある日、いつも元気なトク丸くんが肩を落として帰ってきたのでした。
トク丸ったら元気がないわ。どうしたの?もしや学校で…
いじめられたのか?いじめたのか?いずれにせよお父さんに相談するんだ。男は何かとつらい生き物だからな。
接待のため豪華なカニづくしコースを予約したら、部長が「トク男くん、私は甲殻類アレルギーだが」とかな…。
キュ~ン。
ちがうよ!ボク来週、算数で「九九」のテストがあるんだけど、ぜんぜん覚えられなくて心配なんだ。
あら、トク丸ったらテストの悩みだったのね。えらいわ!
九九なんて、ありゃ勢いで覚えればいいのさ。
ニニンガシ、そらニサンガロク、そら!
ダメだよ~。ぼく食いしん坊だからついつい食べ物を想像しちゃうよ!
ニハチ ソバ ニク ジューシィ。
ハッ、ハッ、ハッ。
トク丸!テストのことは真剣に考えなさい!
なんだよ~。テストなんか大嫌いだよぉ。やる気出ないよなぁ。
2005年の市場規模が9000億円を突破すると予測されるなど、健康関連企業にとってトクホは大きなビジネスチャンスだ。しかし実際にトクホを名乗るのはそうたやすいことではない。
トクホの承認については厚生労働省(食品安全委員会と薬事・食品衛生審議会)が、その食品の安全性と有効性について審査を行っている。その審査を無事クリアした食品だけが、晴れてトクホとしての表示が許され、市場に出回ることになる。
トクホの開発・審査は動物による実験に加え、人間での臨床試験も必要で、承認を申請する企業にとっては非常に高いハードルであるといえる。
すごいわ。トクホって、すごく難しいテストに合格した食品なのね!知らなかったわ。
取得するまで数年かかるのか。私の課長昇進試験みたいなもんだな。
こんど部長に言い返してやろう。「部長、私はバンザイマークのトクホと同じで、時間のかかる大器晩成型なんです!」ってな。
そしたら部長が「トク男くん、君に必要なのは時間じゃなくて能力だよ」なんつってな。
キュ~ン、キュ~ン。
トク丸、わかったでしょ。厳しいテストに合格してこそ、信頼や安心をかちとれるものなのよ。あなたも九九のテスト、頑張るのよ。
ぼく頑張るよ!トクホに負けないように九九、覚えるよ!
お父さんもトクホに負けないよう、課長昇進試験を頑張るぞ!
ワンワンワン!
一同、トクホがきっかけで団結が深まる。