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線維筋痛症と症状が似ている病気
心療内科的疾患・神経内科的疾患

心療内科や神経内科で診てもらう病気と思いきや…

全身の痛みは、線維筋痛症を語るうえで欠かせない。しかし、痛みに限らず、多くの症状が同時に現れるのも、線維筋痛症の特徴だと言える。それらの中には、心療内科や、神経内科などで扱われる症状もある。見分けるための鑑別診断が必要となる場合もあるので、治療を受けても改善がみられないときは、主治医に相談することが勧められる。

合併することが多い、心身症やストレスと関係する病気

線維筋痛症は、発症する主なきっかけのひとつに、強いストレスなどの心理的な要因があると考えられている。同様に、身体症状の度合いが心理状態に左右される心身症や、ストレスと関係して発症する数多くの病気と、似た症状がみられる。これらは、線維筋痛症の合併症として起きていることも多い。

症状が似ている主な心療内科的疾患

【消化器領域】

  • ●過敏性腸症候群(IBS)
  • ●機能性ディスペプシア(FD)
  • ●胃食道逆流症(GERD)

【呼吸器・循環器系】

  • ●胸筋痛症候群
  • ●睡眠時無呼吸症候群(SAS)
  • ●過換気症候群(HVS)

【神経内科領域】

  • ●緊張型頭痛、片頭痛(偏頭痛)
  • ●むずむず脚症候群

【婦人科領域】

  • ●更年期障害
  • ●月経関連症状(月経困難症など)
  • ●慢性骨盤疼痛性障害(CPP)

【泌尿器領域】

  • ●過活動膀胱(OAB)
  • ●間質性膀胱炎(IC)

【耳鼻科領域】

  • ●眩暈症(めまいしょう)
  • ●耳鳴症
  • ●耳管開放症、耳管閉鎖症
  • ●味覚異常

【歯科・口腔外科系】

  • ●顎関節症
  • ●舌痛症
  • ●口腔乾燥症
  • ●歯周炎、歯槽炎

【眼科領域】

  • ●眼精疲労
  • ●羞明症
  • ●眼乾燥症
  • ●眼筋痙攣、眼瞼下垂

…など

原因不明の難病と似た症状も

神経のなんらかの異常による、運動や感覚の障害が、線維筋痛症では起きることがある。
具体的な神経症状は、手足のしびれ、ピリピリした痛み、視力障害、筋力低下、平衡感覚の異常など。それらと似た症状がみられる神経内科的疾患は、原因不明の難病が多く、国が治療費を負担する対象となっているものもある。

症状が似ている主な神経内科的疾患

  • ●慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)
    手足の筋力低下に伴って、ものをつかめなくなる、転びやすくなるといったことが起きるほか、手足のしびれや、ピリピリとした痛みが起きることもある。2ヵ月以上の間にわたり、段階的に進行していくのが特徴。電気生理学的検査(神経伝道検査)などが行われる。
  • ●アイザックス症候群
    線維筋痛症でもみられる、全身の筋肉がピクピクとこまかく動く、こむらがえりを起こす、手が開きにくいといった症状が現れる。ただし、一般的には全身の痛みはみられないという点において、線維筋痛症とは異なる。
  • ●多発性硬化症(MS)
    どの部位の神経に異常がみられるかに応じて、視力が低下する、手足がしびれる、食べ物を飲み込みにくくなる、しゃべりにくくなるなどの症状が現れる。40代以下の若い世代によくみられ、男性より女性に多い。
  • ●重症筋無力症(MG)
    全身の力が抜け、疲れやすくなる病気。まぶたが垂れ下がる眼瞼下垂や、ものが二重に見える複視といった、目に関する症状も起きる。20〜40代の女性に多く、男性の場合は50歳以上でよくみられる。朝は症状が比較的軽く、夕方になるにつれて重くなる。ただし、全身の痛みを感じることはきわめて少ない。

…など

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