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その足の痛み、しびれ〜合併症のサインかも!?

あっという間にむしばまれる、糖尿病性神経障害

図:あっという間にむしばまれる、糖尿病性神経障害

糖尿病の3大合併症の中でも、比較的早い段階で現れるとされるのが「糖尿病性神経障害」だ。
図を見ても分かるように、他の合併症よりも早く、糖尿病になってから5年ほどで現れ始めているのが分かる。
かかる頻度も高いというから、糖尿病と診断され、自覚症状がないままに治療を放置していると、あっという間に「糖尿病性神経障害」を合併してしまうかもしれない。

糖尿病性神経障害のゆく末は…

糖尿病性神経障害の初期症状

初期の症状としては、手足のしびれや痛み、異常な冷え、砂利の上を歩いているような感覚が現れるという。これらの症状は比較的軽いため、痛み止めなどの市販薬などで治そうとする患者もいるが、それでは適切な治療とはならない。
しだいに足の感覚がなくなり、火傷や靴ずれが出来ても気がつかないようになる。そして手当てをほどこされなかった傷口が悪化して化膿し、そこから壊疽(えそ)にまで広がって、ひどくなれば足を切断することも…。
これが「糖尿病性神経障害」の恐ろしい、本当の姿なのだ。

板倉先生よりワンポイントアドバイス

神経障害の予防は、早めは早めに!

手足がしびれるとか、ムズムズするなどの神経系の異常があると気分が悪くなります。すぐ治るだろうと思っていると、いつとはなしに症状が悪化してしまうことになってしまいます。しびれや感覚が鈍くなって不自由を感じるだけでなく、傷口から細菌が入り込んだのに気がつかず、重い感染症にかかってしまうことも。早い段階での予防が大切です。

年間約3,000人が切断の危機に

最近、「日本糖尿病対策推進競技会」が国内の約20万人を対象に行なった「糖尿病性障害」の調査においても、糖尿病患者の54%は足に何らかの自覚症状を感じ、58%は足に見た目の異常(赤く腫れている、靴ずれができやすい、など)を感じている、という結果も出た。この数字からも、いかに糖尿病患者の中で、神経障害合併している割合が高いかがお分かりいただけるだろう。
そして「糖尿病性神経障害」という合併症のため、年間約3,000人が足を切断しているという。これは患者本人にとっても、社会にとっても大きな損失となる。
糖尿病と診断されたら血糖値のコントロールに注意を払うだけでなく、足の症状や見た目などをこまめにチェックし、なるべく早い段階で合併症を発見するようにしよう。

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