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注射だって怖くない!成長ホルモン治療にチャレンジ

成長ホルモン治療とは

最初の1〜2年で急激な身長の伸び

検査の結果、「成長ホルモン治療」によって身長が伸びると診断されると、毎日、または週に数回の注射がスタートする。

「成長ホルモン治療」は1950年代から効果が実証されている治療法。以前はヒトの脳下垂体から成分を抽出していたため、治療できる子どもの数も限られていた。その後、遺伝子組み替え技術の導入により大量生産が可能となり、多くの子どもで低身長の治療に使えるようになった。

治療をはじめると多くの子どもが、最初の1〜2年で急激な身長の伸びを経験する。キャッチアップクローズ(追いつき現象)というもので、成長ホルモン分泌不全の症状が強い子どもほど、この伸びが大きいとされている。1年で6.5〜14cm伸びたという報告もあるくらいだ。

注射だって怖くない!

注射だって怖くない!

「飲み薬ではダメなの?」

なかには注射をこわがる子どももいるだろう。「成長ホルモン治療」が注射のみで行われるには理由がある。成長ホルモンはたんぱく質の一種。口から飲んでも胃や腸で消化されてしまう。そのため成長ホルモンを体内に補うには、注射という方法が最善策なのだ。

注射といっても方法は簡単で、安全に打てるよう工夫されている。また、痛みや恐怖心、わずらわしさをすこしでも減らそうと、注射器には改良が続けられている。従来は凍結乾燥した成長ホルモン製剤を溶解液で溶かす操作が必要だったが、その操作が要らないペン型になったもの、注射器の組立てが不要な使い捨てタイプなどさまざまだ。注射針も、細く痛みの少ない専用針が開発されている。

はじめのうちは親が注射をするが、慣れてくれば子どもが自分で注射を打つようにもなる。歯みがきのような感覚で、「ちょっと面倒だけど決まりごとだから…」。そんな風に、日常生活に治療をとり入れ、習慣化することも可能だ。

長くつきあっていくために…

「成長ホルモン治療」はいつまで続けるのだろう?
基本的に身長が伸びつづけている間は治療を継続し、成人身長に達するのがゴールの目安。なかには10年近く治療を続けるケースもある。
成長ホルモンはもともと人間の体内にあるものなので、長く治療を続けても、大きな副作用の心配はない。ただ、治療の効果を見極めるためにも、定期的にドクターの検査を受けよう。 また、治療を続けていくには、子ども自身が治療についてよく理解し、納得することが大事。治療の過程でときには反抗的になったりしても不思議ではない。しかし、がんばって治療を続けることが身長を伸ばす最善の方法だということを親子でじゅうぶん話し合い、成長ホルモン治療への理解を深めよう。

牛乳で背は伸びる?

牛乳にはカルシウムが多く含まれており骨を強くするはたらきがあるが、直接「骨を伸ばす」ことはない。 「牛乳を飲むと背が伸びる」というのは残念ながら不正解だ。ただし、牛乳にはカルシウムのほか、体のあらゆる細胞をつくるたんぱく質が豊富に含まれており、成長期のこどもには欠かせない食品。積極的に摂ろう。

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