healthクリックは、病院検索、サプリメント、健康相談など役立つ情報満載の健康ポータルサイトです。

healthクリック サイトマップ healthクリックとは?

新しい健康パワーをもつ乳酸菌登場!

注目!花粉症対策のカギはヘルパーT細胞に!

「ヘルパーT細胞」のバランスが花粉症発症のカギ

善玉菌を増やして便通を良くするなど、私たちの健康に役立つ乳酸菌。その乳酸菌に、この季節にうれしい健康パワーもあることがわかり、注目を浴びている。

花粉症発症のカギは、「ヘルパーT細胞」のバランスと強い関連があるといわれている。ヘルパーT細胞とは免疫細胞(白血球)のひとつで、ウイルスや細菌などを攻撃するTh1と、アレルギーの原因となるIgE抗体をつくりだすTh2の2種類がある。

この両者のバランスが保たれているとアレルギー症状は起こりにくいが、ひとたびTh2が優位になるとIgE抗体が過剰につくられ、花粉症を発症しやすくなるという。Th1とTh2がシーソーのようにバランスをとりながら、私たちの体内環境をつくりだしているわけだ。

乳酸菌にあらたな健康パワー

乳酸菌

アレルギー症状の原因となるTh2が優位になる原因のひとつに、「衛生仮説」がある。
戦後、不衛生な環境で結核や感染症が蔓延していた時代には、私たちの体内ではTh1が過剰だったという。これはTh1が体内の悪い菌を追い出そうと戦っていたためだ。

ところが現代人の生活環境が衛生的になるにつれTh1は戦う相手がいなくなり、すっかり戦意喪失。そのスキにTh2がパワーを増し、アレルギー症状をひき起こしはじめたというわけだ。

そこで頼りになるのが乳酸菌。乳酸菌も太古の昔から人間と共存し、食品として摂取してきた細菌だ。Th1は戦う相手を失っても依然、カラダを守ろうとファイティングポーズをとっている。そこへ乳酸菌があらわれると、免疫機能は乳酸菌を戦う相手と誤認。ふたたび戦意が復活して攻撃態勢に入り、Th1が活性化される。このはたらきによりTh2を抑制し、Th1/Th2バランスが改善。花粉症を発症しにくいカラダができるというわけだ。

アレルギーの原因を自然死においやる乳酸菌も登場!

さらに新しい話題として、最近発見された菌株の中には、Th1を刺激するだけでなく、Th2を自然死(アポトーシス)させることでTh1を活性化させる新しいはたらきのものもあるという。アポトーシスとは固体をよりよい状態に保つためにひき起こされる、生体にあらかじめプログラミングされた「生理的細胞死」のこと。語源はギリシャ語の「apo(離れて)「ptosis(下降)」に由来し、枯葉が木から落ちることを意味する。過剰になったTh2をごく自然な形で死滅においやるというのだから、驚くべきパワーだ。

この新しい健康パワーは市販されている乳酸菌製品のすべてに認められるわけではなく、現時点では「L-92乳酸菌」という乳酸菌にだけ実証されている。また「L-92乳酸菌」は花粉が飛散する時期に摂取すると症状が改善されたという研究報告もあり、予防に、そして本格的なシーズンを迎えてからの対策にと大活躍だ。
ひとくちに乳酸菌といっても、それらがもつ特性はまちまちだ。自分のカラダの状態にあった乳酸菌選びをこころがけよう。

板倉弘重先生から花粉症患者さんへのメッセージ

小腸や大腸などの消化管壁にはたくさんのリンパ球が存在しています。リンパ球は白血球のひとつで、IgE抗体をつくりだして花粉症の症状をひき起こしやすくします。私たちが食事をしてカラダにとりこんだ食品は直接、あるいは腸内細菌を介してリンパ球の活性化に影響してくるので、どんなものを食べるかは花粉症のかかりやすさに関係してくるでしょう。
花粉症のつらい症状にかゆみや充血、鼻水の増加などがありますが、これらの症状はリンパ球が多数粘膜に集まってくることで悪化します。このリンパ球の集合をおさえ、リンパ球や肥満細胞からの化学物質の放出を抑えてくれる食品成分が見いだされています。

あなたの知らない花粉症の真実がここに!

オトコとオンナ、花粉症になりやすいのはどちら?
心筋梗塞や脳卒中では、若いうちは男性の発症が多いが高齢になると女性が多くなるなど、男女差がみられる。花粉症の場合、男女によって発症率の違いなどがあるのだろうか? 2002年に専門誌に発表された全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とするアンケート調査によると、スギ花粉症の有症率は男性17.5%、女性17.0%。男女間にはほとんど差がなく花粉症を発症しているといえる。
一方、年齢別では30歳代が最も多く、10〜40歳代で患者全体の約90%を占めるというから、花粉症とはまさしく現代病だ。なお、20歳代と30歳代では、若干だが女性に多い傾向がみられるというのが気になる点だ。

みなさんの感想

Loading...
PR

※掲載情報につきまして万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。何卒ご了承ください。
※このページの著作権は当社に帰属するものとします。許可なく転載することを禁じます。