キレイを目指すなら、成長ホルモンの助けが不可欠。「寝る子は育つ」ということわざどおり、成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるといわれている。ただし、寝ている間いつでも分泌されるわけではない。
睡眠は1.5時間サイクルで深いノンレム睡眠と浅いレム睡眠を繰り返しているが、ノンレム睡眠の中には最も深い徐波(じょは)睡眠があり、この時間帯に最も多く成長ホルモンが分泌される。徐波睡眠は入眠後ノンレム睡眠に入ってから30分前後で始まり、さらに1.5時間サイクルの第一回目が最も深いといわれている。私たちは体温が下がっていくときに深い眠りを得やすいのだが、その時間帯は人間の生体リズムから、夜の10時から12時の間。さらに夜中の2時までは成長ホルモンの分泌がさかんなことから、夜10時から2時の時間帯は「美肌のゴールデンタイム」と呼ばれている。
美容記事などで「遅くとも12時までに就寝しましょう」と書かれているのは、ここできちんと眠って成長ホルモンを分泌させておかないと、スムーズに肌の再生ができなくなるため。
成長ホルモンの分泌は30歳を過ぎるころから低下し、10年で13%も減少してしまうともいわれている。三十路を過ぎたら、夜ふかしはほどほどにしたいもの。ゴールデンタイムの間に、成長ホルモンをしっかり分泌させることが、高価な美容液に匹敵する最強のスキンケアといえるだろう。
|