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サメの注目成分・スクワレンで、パワーチャージ!

注目成分・スクワレンとは?

深海にすむアイザメなどの肝臓からは「スクワレン」という不飽和炭化水素がとれ、注目を集めている。不飽和炭化水素とは、炭素と水素からできた物質のことで、ほかの物質に変化しやすい性質がある。酸素とも結合し、そのはたらきによって体内の各器官の機能を調節し、元気をつけるといわれている。

スクワレンが発見されたのは、大正時代のこと。辻本満丸という日本人の化学博士が、小田原でとれたサメから発見したのがはじまりだとか。ツノザメ科の深海サメの一種・アイザメに多く存在していたことから、辻本博士はツノザメ科を意味する「スクアリデー」という言葉をもじって「スクワレン」と命名したという。

その後もスクワレンの研究が進み、血液をサラサラに保つはたらきや、細胞膜の原料となったり、副腎皮質ホルモンを合成するコレステロールの素となることがわかっている。
スクワレンには、高水圧、低酸素、光が届かないという厳しい自然環境で、4億年も深海ザメが生き抜いてこられたヒミツが凝縮しているのだ。

コレステロールは悪者じゃない!

血中コレステロールが増加し過ぎると、動脈硬化を促進し、高脂血症などの生活習慣病の原因となることから、「コレステロール=減らすべきもの」というイメージが強いが、体にとって不可欠な成分であることをまず覚えておいて欲しい。

コレステロールには細胞膜や血管を強くするはたらきがあり、欠乏すると貧血を起こしやすくなったり、脳出血のリスクが高まるともいわれている。
また、ストレスを受けたときには副腎皮質ホルモンが分泌され、ストレスをうまく受け止めようとするのだが、副腎皮質ホルモンを合成しているのもコレステロール。コレステロールが不足すると、体がストレスによるダメージを受けやすくなってしまう。

食事制限によるダイエットや加齢による食欲低下などから、案外低コレステロールになっている人も多いそう。栄養不足になりがちな人は、コレステロールの素となるスクワレンを上手に利用してみるのもいいかもしれない。

さらに、お肌しっとり効果も!

スクワレンは人間の皮膚にも含まれる物質で、無色・無味・無臭で肌になじみやすく、殺菌作用やうるおいを与える作用があることから、スキンケアにも利用されている。
世界で最初にスクワレンを化粧品の原料として使ったのはやはり日本で、大手百貨店・三越がハンドクリームに使用したのがはじまりといわれ、現在でも高級化粧品の原料に使われている。
ちなみに、スクワレンには不凍性があることから、戦時中には戦車や航空機の潤滑油としても使われていたこともあるとか……!

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