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喘息は「コントロール」できるもの

発作時は「気道の火事」!

突然起こる、苦しい発作。喘息の人とそうでない人では、気道の様子は異なる。 喘息の人の気道は、刺激により慢性的に炎症が起きていて、発作が起きていないときでも炎症により分泌物が出て、常に表面がむくんだ状態になっている。この状態は、たばこの煙や排気ガス、ダニなど少しの刺激にとても敏感で発作が起こってしまう。 発作が起こると、気道のまわりの筋肉が縮み、分泌物もさらに増え、むくみがひどくなる。空気の通り道がぐっと狭くなるため、喘鳴(呼吸時のヒューヒューという音)、呼吸困難、咳などの症状があらわれる。通常の発作では、しばらくするともとの状態に戻るが、重い発作の場合は気道が完全にふさがってしまい、息がほとんどできずに命に関わることもある。

「たいした症状ではない」と思っていても…

喘息の患者さんの中には、自分の症状を軽く見積もる傾向がある人が少なくない。患者さんの自己評価をまとめたある調査によると、成人も子供も8〜9割の人が自分の喘息を「コントロールできている」と答えているが、実際には、半数以上が日中の発作や夜中に目覚めるといった症状を自覚し、日常生活に支障をきたしているという。喘息の患者さんの多くが、無意識のうちにつらい症状を我慢しているわけだが、その症状はもっと楽になる可能性がある。喘息と上手に付き合うために、症状を正しくチェックすることが欠かせない。

喘息チェックシート

このアンケートは、喘息でお悩みの12歳以上の方が自分自身の喘息の状態を知るために役立ちます。以下の5つの質問にそれぞれ1つだけチェックをつけてください。結果については必ず担当の医師と話し合ってください。

Check1
この4週間に、喘息のせいで職場や家庭で思うように仕事がはかどらなかったことは時間的にどの程度ありましたか?

  • まったくない
  • 少し
  • いくぶん
  • かなり
  • いつも

Check2
この4週間に、どのくらい息切れがしましたか?

  • まったくない
  • 1週間に1、2回
  • 1週間に3〜6回
  • 1日に1回
  • 1日に2回以上

Check3
この4週間に、喘息の症状(ゼイゼイする、咳、息切れ、胸が苦しい・痛い)のせいで夜中に目が覚めたり、いつもより朝早く目が覚めてしまうことがどのくらいありましたか?

  • まったくない
  • 1、2回
  • 1週間に1回
  • 1週間に2、3回
  • 1週間に4回以上

Check4
この4週間に、発作止めの吸入薬(サルタノールやメプチンなど)をどのくらい使いましたか?

  • まったくない
  • 1週間に1回以下
  • 1週間に数回
  • 1日に1、2回
  • 1日に3回以上

Check5
この4週間に、自分自身の喘息をどの程度コントロールできたと思いますか?

  • 完全にできた
  • 十分にできた
  • まあまあできた
  • あまりできなかった
  • まったくできなかった

QualityMetric Incorporated, 2002.

症状をコントロールできるようになれば、毎日が快適になる!

喘息患者の7割は、喘息症状を「仕方がない」とあきらめてしまっているという。喘息は完治することは難しいが、適切な治療と患者自身の自己管理で、ごく普通の生活が営めるようになるまでコントロールできる病気。根気強く続けていこう。

●「喘息がコントロールされた状態」とは?

  • 症状を認めない
  • 夜間症状を認めない

「喘息予防・管理ガイドライン2009」より

コラム「ピークフローとは?」

喘息の状態を把握する指標、および発作の予知に役立つものとして、「ピークフロー」がある。これは、息を勢いよく吐き出したときに息が流れる速度のこと。喘息によって気道が狭くなっていると空気が通りにくいため、ピークフローは標準値より低くなる。 ピークフローは、ピークフローメーターと呼ばれる簡単な器具でいつでも手軽に測定が可能。毎日決まった時間に測定することで、気道の状態を把握することができる。さらに喘息の悪化や薬の効果もいち早く知ることができるため、突然の発作にも適切に対処できる。日ごろからピークフローを測定し、日記をつけ、治療に役立てよう。

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