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オリーブオイルは美・医・食・住!?
ヒポクラテスもクレオパトラも!

ヒポクラテスとクレオパトラオリーブオイルの歴史は古く、ヨーロッパでは紀元前約5000年頃には、使われていたとされている。なかでも紀元前3世紀にイタリア全土を平定したローマ帝国では、飲む・食べる・調理するといった「食」はもとより、儀式に、灯火に、体をマッサージするオイルに、さらにはオリーブの果肉とともに傷の手当てに…と、生活のさまざまな場面にオリーブオイルをふんだんに利用していたという。また、オリーブオイルを胃腸のために飲む習慣は古代からあったとされ、特に胆石を予防する効果は広く認められていたようだ。

さらに古代の偉大な医師・ヒポクラテスは入浴できないときはワインかオリーブオイルで体をこすると良いと考えていたといわれ、絶世の美女・クレオパトラは美容オイルとしてオリーブオイルを愛用していたともいわれる。
まさに、古代の人々にとってオリーブオイルは毎日の生活に欠かせない万能オイルだったといえそうだ。  


「地中海食」で科学的にも実証された実力

古代から効能の高さと幅広さで愛用されてきたオリーブオイルが、単なる民間療法ではないと実証されることとなったキッカケは、米国の生理学者アンセル・キーズ博士によるところが大きい。キーズ博士は、1950年代、7つの国(アメリカ、フィンランド、オランダ、イタリア、ユーゴスラビア、ギリシャ、日本)を対象に、食習慣と心臓・血管の疾患の発生率を調査。イタリア南部やギリシャといった地中海沿岸部の伝統的な食習慣を持つ人々の心臓病の発生率が、ほかの欧米諸国の約1/3ときわめて低いことを突きとめたのだ。

しかも日本では1日の摂取エネルギー量に占める脂肪の割合を25%以内におさめるのが理想とされているのに対して、地中海沿岸では約25〜30%、ギリシャではなんと約40%も脂肪分を摂っていたのに!である。
この結果からキーズ博士は、たっぷりの野菜と魚介、少しの肉、そして大量のオリーブオイルを地中海沿岸の食事法として定義し、提唱。オリーブオイルの健康への効果が、科学的にも一躍脚光を浴びるキッカケをつくりだしたのである。
地中海沿岸部の伝統的な食習慣


心臓疾患への不安は日本でも

心臓疾患
厚生労働省「患者調査の概況」
かつて日本では発生率の少なかった心臓疾患が、食の欧米化とともに、増加傾向にあることはご承知の方も多いだろう。この心疾患を予防する観点から、普段の食生活における油脂分の割合を抑えるよう呼びかけられて久しい。だが、問題は油脂の量ばかりではなく、その種類にもあることが、キーズ博士の研究で明らかになった。

また、日本人は、調理やドレッシングに使うなど意識して摂取する油脂分1に対して、お菓子などで無意識に摂る油脂が2.5倍もあるとされている。つまり、自分では摂り過ぎないように注意しているつもりでも、摂り過ぎていることが多いということだ。
この機会に、無意識に摂っている油脂分も考えて食生活のバランスをとるようにするとともに、意識的に摂る油脂分については、種類や質にこだわりたいものである。

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