疾患・特集

2004年おさえておきたい抗酸化物質はコレ

活性酸素による老化や病気から身を守ってくれる強い味方、抗酸化物質。抗酸化物質は体の中で作られる酵素のほかに、食物など体外からもバランスよく摂り入れる必要がある。最近では、さまざまな食品や植物の抗酸化作用が発見され、注目されている。ピカピカの体で過ごせるよう、注目の抗酸化物質をチェックしてみよう。今さら…、という人もあきらめないで、ゆっくりじっくり体のサビを落とそう!

食卓に並べたいファイトケミカル

第7の栄養素として注目されるのがファイトケミカル(植物性化学物質)。第6の栄養素として脚光を浴びた食物繊維同様、以前はとくに必要な成分とは考えられていなかった。しかし、最近になってその抗酸化作用が指摘され、さまざまな植物の研究が進み、期待が寄せられている。よく耳にするカテキン、イソフラボン、リモネンなどの成分もファイトケミカルの一種だ。

ザクロ

リキュールでわったお酒が人気のライチや、最近ではザクロなども注目株

アロマオイルで心をメンテナンス

癒しといえばアロマオイル。活性酸素を発生させる要因のひとつであるストレスの軽減が期待できる。また、アロマオイルに、ローズマリーなどの抗酸化作用のあるハーブを使えば、相乗効果も。

酸化を防ぐには空気にも気配りを

意外に見落としがちなのが空気。人は1日に約15,000リットル程度の空気を吸っていると言われており、抗酸化のポイントとしてもうまく利用していきたい。
エアコンも多機能化が進み、空気をキレイにするだけではなく抗酸化物質を放出する製品も発売された。日々の呼吸から見直して、活性酸素から身を守ろう。

天然のサビ防止剤ハーブ

なぜ、植物には抗酸化成分が含まれているのか?それは、植物自身が自らが酸化してしまうのを防ぐため。なかでも強い抗酸化力を示すのが香辛料。ニンニク、ワサビ、ローズマリーはその代表格。昔から、保存や殺菌の目的で使われてきたものだ。今、あらためて注目したい抗酸化物質だ。

公開日:2004年1月19日