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紫外線対策常識度チェック

意外に見落としてしまいがちな紫外線対策のポイントをまとめてみた。 あなたの紫外線対策は本当に正しいのだろうか?ポイントをしっかりつかんで しっかり対策しよう!
  
ステップ1:スキンタイプによって対策は異なる!
人それぞれ、ぴったりな紫外線対策は異なるということをご存知だろうか。日本人の皮膚には大きく3つのタイプがあり、親から子へと遺伝する。それぞれの特徴についてくわしく見てみよう。
日焼けの種類
  スキンタイプ1 スキンタイプ2 スキンタイプ3
肌の特徴 色白 中間 色黒
日焼けのタイプ 赤くやけるだけで、褐色にはならない 赤くやけたあと、褐色になる ほとんど赤くならず、すぐに褐色になる
日焼け後の痛み 最も起こりやすい やや起こる 起こりにくい
日光角化症の
起こりすさ
最も起こりやすい やや起こる 起こりにくい
紫外線のダメージ DNAが傷つきやすい ややDNAが傷つきやすい DNAはほとんど傷つかない
スキンタイプ1の人が最も紫外線の感受性が高く、リスクも高い。色白の人は、帽子や日焼け止めでしっかり紫外線の防御を意識することが大切である。

ステップ2:栄養を補充し、紫外線に負けない体づくりを!
日焼けしてからあわてて対策する前に、栄養をたっぷりとって紫外線のダメージを受けない体づくりを考えることが大切だ。紫外線対策に有効な栄養素をしっかり把握しておこう。
紫外線対策に有効な栄養素
分類 栄養素 作用 多く含まれる食品
ビタミン ビタミンC 紫外線によって皮膚に発生する活性酸素を抑え、コラーゲン合成の促進作用もある。 ブロッコリー、芽キャベツ、赤ピーマン、カリフラワー、イチゴなど
ビタミンE 活性酸素の影響で細胞膜が不飽和脂肪酸から過酸化脂質に変わるのを防ぐ。活性酸素を抑えこむと同時に自らも酸化してしまうが、ビタミンCをいっしょにとるとすぐに還元される。 はまち、ひまわり油、うなぎ、アーモンド、かぼちゃなど
β-カロテン 体内で代謝されて必要な分だけビタミンAになり、その残りのβ-カロテンが活性酸素を抑えてくれる。また、ビタミンAには発がんを抑制したり、皮膚の免疫機能やバリア機能を維持するはたらきもある。 モロヘイヤ、しゅんぎく、ほうれん草、明日葉、小松菜、だいこん菜など
ビタミンB2 細胞の再生や成長を促進するはたらきがあり、皮膚の新陳代謝を高めてくれる。 豚レバー、牛レバー、鶏レバー、うなぎ、いわし、ぶりなど
ミネラル 亜鉛 細胞の再生に必要な栄養素で、不足すると紫外線に対する皮膚の抵抗力が低下する。 かき、豚レバー、牛レバー、牛もも肉、鶏レバー、うなぎ、鶏ささみなど
セレン 紫外線によって酸化した皮膚の細胞膜の分解を促進する。また、ビタミンC、E、β-カロテンなどの抗酸化ビタミンといっしょにとると、発がんを抑制するはたらきも。 いわしの丸干し、しらす干し、小麦胚芽、玄米、ぬか、麹など
アミノ酸 L-システイン 皮膚において強い抗酸化作用を発揮し、皮膚細胞を守る。メラニンの生成を抑えたり、できてしまったメラニンを少なくするため、しみを防ぐ効果もある。 豚レバー、豚ひれ肉、ハチミツ、卵、ねぎなど


ステップ3:その服、そのサングラス、その帽子で大丈夫?
紫外線対策には、外出するときの服装を見直すことも大切。降り注ぐ紫外線の下、無防備な格好で出かけていないかチェックしてみよう。

○ 服や帽子の色は黒がいちばん。日傘も黒に
  ○ 首筋も日にやけやすいので、襟のある服を着たほうがベター
  ○ 素足は厳禁。ストッキングはUVカット効果のあるものを
  ○ 肌の露出は少なくし、日が高いときには薄手のカーディガンをかける
  ○ サングラスは真っ黒で幅の狭いものだと瞳孔が開き、光が目に入りやすくなるので、UVカット効果のある淡い色で幅が広いものを
  ○ 帽子はつばの広いものを。帽子がなければ日陰を選んで下を向いて歩く

ステップ4:UV-Aはガラス窓を透過する!
画像:UV-Aは窓ガラスも透過する UV-Bは窓ガラスでシャットアウトされるが、UV-Aは窓ガラスも透過するので、建物や車の中にいても油断は禁物。建物や車の中での紫外線対策は以下のポイントに気をつけよう。

○ ベッドやデスクは、日の当たる窓辺から遠ざける
  ○ 建物や車の窓ガラスにはUVカットフィルムを貼ったり、紫外線防止剤を塗る
  ○ ベランダから直射日光が入らないように、よしずを利用する
  ○ 日差しが強い日は、家の中でも日焼け止めを塗る

ステップ5:紫外線を味方につけろ!
ここまで紫外線のデメリットを中心に紹介してきたが、メリットも忘れてはならない。以下のように紫外線を有効利用しているケースもあることをご存知だろうか?

光線療法
  UV-Bを照射するUVB療法と、UV-Aのうちソラレンを照射するPUVA療法がある。紫外線の免疫を抑える作用を利用して、薬物で効果が現れない難治性の皮膚炎などを治療する。ただし、使い方によっては紫外線やけどや色素沈着が起こる場合もあるので、必ず専門医による治療を受けること。

殺菌作用
  紫外線には、細胞のDNAを傷つける作用があるため、細菌のDNAを破壊してくれる。下着やまな板、ふきんなどを直射日光に当てて乾かしたほうがよいといわれるのはこのため。食品や医薬品などさまざまな分野でこの紫外線の殺菌作用を利用し、衛生管理が行われている。日が高いときには、部屋のカーテンを開け、家のなかに紫外線を取り込んで部屋を殺菌するのも大切。

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