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「日光浴=健康」神話はもう古い!

見出し母子健康手帳から「日光浴」のすすめが消えた
画像:母子健康手帳 妊産婦の健康や乳幼児の発育に必要な情報が掲載された「母子健康手帳」。1998年に、母子健康手帳から「日光浴」の必要性に関する記述が消えたのをご存知だろうか。以前は、赤ちゃんの健康のために日光浴が必要であると考えられていたが、紫外線の問題のほうが深刻であるため、直射日光に当てるのではなく、外気浴のみで十分であるという考え方に変わってきたのだ。

しかし、どうして健康のために日光浴がよいという定説が支持されてきたのだろう。18〜19世紀に日照の少ない北欧や南アフリカなどの地方でクル病の発生が見られたことから、日光浴などで紫外線を積極的に浴びることがクル病の予防になると考えられてきた。しかし、最近ではこれらの地域のクル病発生率の多さの理由は、日照よりも食糧事情にあったのだとされている。


見出し 日光浴はしなくてもビタミンDはつくられる
画像:卵 そもそも日光浴をすると骨が丈夫になると考えられてきたのは、紫外線にビタミンDを合成するはたらきがあるためである。クル病も、ビタミンDの欠乏によって骨の発育に必要となるカルシウムが十分に吸収されず、手足や背骨の発育が不十分になって、曲がってしまう病気である。

確かに紫外線には体内でビタミンD3の合成を促す作用があるが、夏の正午近くの太陽光を手に2〜3分浴びるくらいでも1日に必要な量を生成することができるといわれている。また、紫外線に当たらなくても、イワシやカツオなどの青背の魚、干ししいたけ、卵黄などの栄養を積極的にとっていれば十分なのだ。

骨の老化を防ぐためにも日光浴が大事であるといわれてきたが、何十分も直射日光の下で皮膚をさらす必要はなく、十分な栄養をとって適度の運動を行うことのほうがよっぽど重要なのである。


見出し子どものころから日焼け対策をすることが必要
さて、紫外線による障害は年齢を重ねるとともに現れるものだ。したがって、紫外線対策はできるだけ幼いうちから始めておいたほうがよい。特に子どものほうが紫外線に対する感受性が強いため、大人より積極的に行ったほうがよいのだ。

赤ちゃんのころは紫外線の影響を受けていないためメラニン色素が少なく、強い日光を浴びるとすぐに火ぶくれや熱をひき起こしてしまう。また、新陳代謝が活発なため、傷つけられたDNAを含む細胞分裂も盛んに行われ、中高年になってから皮膚がんを発症する確率も高くなるといわれている。


見出しオーストラリアやアメリカで進む日焼け防止対策
画像:ノーハット・ノープレイ 日本人よりも皮膚がんの発生率が高いオーストラリアやアメリカでは、積極的に日焼けを予防しようという意識が国民に広まっている。多くのオーストラリアの学校では、後頭部のつばが長く伸びた帽子を使うように指導をし、親は外に出るときには日焼け止めを塗らせるように教育しているという。また、「ノーハット・ノープレイ(No Hat No Play)」を徹底し、帽子をかぶっていない子どもが校庭で遊ぶことを禁じている所も多い。

一方、アメリカでは1998年から環境保護局を中心に「サン・ワイズ・スクール・プログラム」という計画を全米の小学校で実施する動きが始まり、太陽紫外線の強さを0〜10までの段階に分けてその強さに応じた対策をとるよう、メディアなどを通じて推進している。


【コラム】直射日光に当たると薄毛に拍車がかかる!?
薄毛は遺伝的要因が強いものだが、直射日光に当たるとよりリスクが高くなるといわれている。薄毛の人にはもともと毛根に含まれる抗酸化物質が不足しがちであり、紫外線の影響で活性酸素が発生すると紫外線防御機能がはたらかなくなり、薄毛を促進してしまうのだ。
日光の下で長時間過ごすときには必ず帽子を携帯することを忘れないように心がけたい。帽子は頭が蒸れやすいといって嫌う人も多いが、通気性がよい帽子をかぶったり、こまめに帽子をかぶりなおすなどの対策をとろう。

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