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睡眠障害、放っておけない理由とは?(3)
見出し不眠症、心当たりはありませんか?

睡眠障害で最も症例の多い「不眠症」。眠りが浅い、寝つけない…。一見なんでもないような症状だが、実際は不眠症だったというケースも多い。

不眠症の種類
入眠障害 いわゆる「寝つきが悪い」という症状。一般的に眠るまでに30分以上を要し、それを本人が苦痛と感じていれば、入眠障害の疑いがあるとされる。ちなみに日本睡眠学会で発表された「睡眠実態調査2002」では「床に入ってから眠りにつくまでの時間」を30〜60分と答えた人が全体の約3割を占めていた。
心配ごとや精神的ストレスなどで起こりやすくなると考えられている。
 
中途覚醒 夜中に何度も目が覚めてしまう症状。高齢者に多いが、慢性的な運動不足の若い世代にも見られる。
 
熟眠障害 一定の睡眠時間は確保できているものの、熟睡できた感覚がなく、心身の疲労も回復できない症状。「睡眠時無呼吸症候群」や「むずむず足症候群」などの病気が原因であることも。
 
早朝覚醒 望ましい起床時刻よりもずっと早く目覚めてしまい、それ以降眠れない症状。高齢者に多く見られるが、若い世代でも中途覚醒と並んでうつ病の初期症状と考えられる場合もある。

また、女性特有の不眠もある。女性の睡眠は女性ホルモンに左右され、生理前には黄体ホルモンの作用により日中の眠気が強くなることがある。妊娠中にも眠気が強くなるのも同じ理由だ。
反対に加齢とともにホルモンバランスが乱れ、卵巣の機能の低下に伴って女性ホルモンの分泌が減少すると眠りが浅くなってしまうことも。さらに更年期を迎えると中途覚醒などの睡眠障害を訴える人が増えてくる。
家事や育児でのストレスに加えて、働く女性も増え、仕事上でのストレスを抱えることも多い。女性ホルモンとともに、こうした精神的な問題も、睡眠障害には関係している。

見出しどこで治療すればいいの?

さて、あなたには「睡眠障害」のいずれかの症状にあてはまるものがなかっただろうか。もし気になる症状があるなら、まずはかかりつけの先生に相談してみよう。ただし特殊な検査(痛みを伴うことはない)が必要な場合もあり、その時は心療内科、精神神経科、精神科などが紹介される。
受診する前に、「どれくらいの期間、続いているのか」「毎日の就寝時刻と起床時刻は何時頃か」「布団に入ってから寝つくまでにかかる時間はどれくらいか」など、あらかじめ自分自身の不眠状態のメモなどを作っておくとスムーズな診察が受けられる。


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