疾患・特集

超・高齢化社会で生活習慣病は更に増える?

確実にやってくる高齢化社会。年々運動不足や食生活の乱れが進む日本は、このままでは、そのうち生活習慣病患者であふれかえるかもしれない。

超・高齢化社会と疾病

現在、次のグラフのように、やはり65歳以上の病気といえば、高血圧・動脈硬化・狭心症・心筋梗塞などの循環器系の疾患が際立って多くなっている。若い時からの生活習慣の積み重ねがハッキリと現われているのだ。

確実にやってくる超・高齢化社会。年々運動不足や食生活の乱れが進む日本は、このままでは、そのうち生活習慣病患者であふれかえる?現在14.5%の老年人口比も2025年には27.4%、2050年には32.3%となる。約3人に1人が老年だ。活力あるイキイキとした日本になるためには、一人ひとりの生活習慣改善が、社会的にも大変重要な事なのだ!

高齢化社会での所得と医療費

次のグラフの推計が示す通り、日本は急激な高齢化を迎え、所得に占める医療費の割合も増え続けることが考えられる。

同じカラダ長くを使っていると、多少の傷みが出てくるものである。しかし生活習慣改善は、その傷みを減らし、発病を防ぎ、病気の進行を遅らせる事ができる。結果として医療費の割合を減らす事ができる。
せっかく稼いだ所得なら、もっと楽しい老後に使いたい!逆に何の改善もないまま進めば、医療費のために働き続けるという矛盾した事にもなりかねない?