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日本人の虫歯事情

では、実際に日本人の虫歯保有率はどれくらいなのだろうか。世界基準と照らし合わせて見てみよう。

見出し日本人の平均虫歯数

日本人ひとり当たりの永久歯の平均虫歯数(DMFT)は15.67本、虫歯が原因で抜かれた永久歯は5.91本(平成11年歯科疾患実態調査/厚生労働省)。永久歯28本のうち、半分以上が虫歯になり、2割が虫歯のために失われてしまったことになる。

見出し虫歯の世界基準

WHOがまとめた「世界の12歳児虫歯罹患状況(DMFT)」などによると日本は2.44(1999年)となっている。WHOで設定した「2000年までに、どの国も12歳でDMFT3以下になる」という目標を一応クリアしているものの、この数字は決してよくない。欧州諸国の多くはWHOの目標を1980年代半ばには達成してしまったのだから。

見出し虫歯保有率で見る2002年W杯!

2002年・日韓共催W杯の参加国を「12歳児の永久歯虫歯保有率」で見たらどうなる!?
12歳児の永久歯虫歯保有率グラフ1-1
12歳児の永久歯虫歯保有率グラフ1-2
12歳児の永久歯虫歯保有率グラフ2-1
12歳児の永久歯虫歯保有率グラフ2-2
WHOデータなどをもとに加藤一夫作表
調査年:ウルグアイ(1999)、セネガル(1994)、デンマーク(2001)、フランス(1998)、スペイン(1994)、スロベニア(1998)、南アフリカ(1988-1989)、中国(1995)、アメリカ(1988-1991)、ポーランド(1998)、ポルトガル(1999)、アイルランド(1997)、ドイツ(1997)、イングランド(2000-2001)、スウェーデン(1999)、ナイジェリア(1990-1991)、イタリア(1996)、エクアドル(1996)、クロアチア(1999)、メキシコ(1997)、チュニジア(1994)、ベルギー(1989-1991)、日本(2001)

こうして見ても日本の虫歯保有率はかなり高め…。がんばれ、ニッポン!

見出し各国の虫歯予防対策と日本の取り組み

アメリカ・ヨーロッパでは虫歯は予防が常識。その決め手は「フッ素」にある。特にアメリカでは1945年に水道水のフッ素化を導入し、現在アメリカの人口の約3分の2がフッ素化された水道水を利用している。アメリカ以外にも、韓国、カナダ、香港、マレーシア、イギリス、シンガポール、チリ、ニュージーランド、アイルランドなどの国々でも、広範囲で水道水をフッ素化している。他のヨーロッパの国々では、ミルクにフッ素を加えたり、食塩をフッ素化したり、フッ素入り歯磨剤の使用を予防法として選んでいる。
日本では水道水フッ素化を検討する自治体もある一方、反対意見もある。フッ素は過剰に摂取すると吐き気、腹痛、下痢、けいれん、斑状歯や骨形成を阻害することもあり、発がんに関係しているとの疑いもある。ただし、それは成人で約250mgを一気に飲んだ場合。ほとんど日常生活ではありえないことだ。
そんな現状の中、低濃度のフッ素を高頻度で使用することが、虫歯予防の近道だと言えるだろう。つまり、「低濃度のフッ素を、毎日の歯磨剤などで使って、虫歯予防に利用しよう」ということになる。

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