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なぜ花粉症になる?どんな人がかかりやすい?

花粉症とは、簡単に言えば花粉によって起こるアレルギー性の病気。しかも、困ったことに大人になってからでも突然発症するのだ。いったい、どんな人がかかりやすい病気なのだろうか。

花粉症は、どんな人がかかりやすい?

「花粉症」は、昭和36年に日本で初めてブタクサによる花粉症患者が発見され、その2年後にスギ花粉症患者が発見された。以来、花粉症患者は増えつづける一方だ。
花粉症とは、簡単に言えば、花粉によって起こるアレルギー性の病気。しかも、困ったことに大人になってからでも突然、発症するのだ。いったい、どんな人がかかりやすい病気なのだろうか。

●アレルギー体質の傾向が強い人

アトピー、食物アレルギー、小児喘息など、一般にアレルギー体質の傾向が強い人が、かかることが多いと言われている。特に、ダニの死骸などのハウスダストにアレルギーがある子供の70〜80%は、花粉症もあるという。逆に、アレルギーがない子供の花粉症は、30%以下。アレルギー体質と花粉症には明らかな関係があるようだ。

●生活が乱れている人

例えば、食生活が乱れ、インスタント食品やコンビニ食、ファーストフード、スナック菓子ばかりを食べている人は要注意。こうしたものには添加物も多く、アレルギーへの影響は大きいと言われている。また、肉などのたんぱく質の摂り過ぎもアレルギー体質になりやすいとか。
ほかに、睡眠不足、生活時間が不規則な場合も、自律神経が乱れ、免疫機能が正常にはたらかなくなり、アレルギーを引き起こす原因になる。もちろん、ストレスもその立派な原因のひとつだ。乱れた生活では、花粉症を招くだけかも!?

●都市的な生活をしている人

周りはアスファルトで舗装され、交通が激しくコンクリートの建物が多く、気密性の高いマンションなどに住んでいたり、ビルで働いている人。特に自動車の排気ガスによる大気汚染は花粉症の増加につながる原因。実際、スギ花粉の飛散数が多い非汚染地区より、飛散数が少ない大気汚染地区の方がスギ花粉症を訴える人が多いケースがある。

花粉症の原因となる植物

花粉症の主な原因は、一般に風によって受粉する花粉。スギ花粉はその代表で花粉症患者の約8割を占めているというが、そのほかにも原因となる植物はある。なかでもヒノキ花粉はスギ花粉とよく似た糖たんぱく構造をしており、スギ花粉に反応する人はヒノキ花粉にも反応しやすい。

ちなみに、スギ花粉とヒノキ花粉の飛ぶ時期は少しずれており、スギ花粉は2月上旬から飛び始め、3月中旬にピークを迎え5月初旬におさまるのに対し、ヒノキ花粉はそれより3〜4週間遅れ、4月の上旬にピークを迎える。

花粉症を起こす主な植物

木本花粉 スギ科(スギ)
カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ、オオハシバミ)
ブナ科(ブナ、コナラ、クヌギ、クリ)
ニレ科(ケヤキ、アキニレ、オヒョウ、エノキ、ムクノキ)
草本花粉 イネ科(カモガヤ、ススキノテッポウ)
キク科(ブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ)
クワ科(カナムグラ)

花粉症は遺伝する?

残念ながら、アレルギー性の病気には遺伝が深く関わっている。つまり、花粉症にも遺伝が関わっているのだ。
両親にスギ花粉症がある場合、子供がかかる可能性は55〜60%、片親だけが花粉症の場合は子供は30〜50%、両親ともに花粉症でない場合は、10〜30%の子供がかかるというデータがある。
しかし、アレルギー性の病気の発症は、遺伝のみで決定されるものではない。生活習慣や環境にも大きく左右されるのだ。

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