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色彩と健康の関係

見出し色よもやま話1〜著名な画家は長生きだった!


ピカソやシャガール 個性的な色彩で絵を描いた著名な画家たちは、長生きした人が多い。例えば、ピカソは享年92歳、ミロは90歳、マチスは85歳、シャガールは98歳。日本人でも、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎は88歳まで生きている。文学者の芥川龍之介(享年35歳)、宮沢賢治(37歳)、夏目漱石(49歳)と比較すると、画家は比較的長生きをしていることになる。

実際、色彩が人間の身体にどういう影響を与えるのか、医学的効果はまだまだ研究中であるので必ずしもこれだけのことで断言はできないが、少なくとも絵を描く、色を使うことはなにか健康と関係があるといわれている。

見出し色よもやま話2〜アメリカの刑務所ではピンクの独房!?

ピンクの独房 色にまつわる話をもうひとつ。
アメリカの刑務所で、ピンク色に塗られた独房が監獄や少年院、そのほかの更正施設で使われたところ、それまで体罰や鎮静剤でしか鎮めることができなかった収監者たちから暴力的・攻撃的行為の発生が激減したという。これは、ピンクには心理的・身体的に効果を発揮して、いらだった神経を数分で鎮めることができる力があるからというのだ。
病院や歯科医院でナースの制服がピンク色なのも、同じような効果があるからだという。
ピンク色に秘められたパワーは侮れない!?

見出し色と人体の関係

前述のピンク色のように、なぜ色によって精神状態が変わるのだろうか?
どうして色が違って見えるの?
そもそも色は、物体からの光の反射により、認識される。光には波のような性質があり、波長で表されるが、その波長の長さにより赤や黄色、青などの違った色に見えるのだ。

光の波長
波長(nm) 10〜380 380〜430 430〜460 460〜500 500〜570 570〜590 590〜610 610〜780 780〜1mm
色相 紫外線 青紫 青緑 赤外線
人が認識できる色(可視光線という)は、およそ400nm〜800nmの間の波長。
380nmより波長が短い光が紫外線、780nmより波長が長い光が赤外線である。
(1nmは100万分の1mm)

赤いものが赤く見えるのは、物体に太陽光が反射した時、長い波長の部分(赤く見えるもの)はよく反射するが、それ以外の波長は吸収されてほとんど反射しない。同様に、白いものが白く見えるのは、すべての波長の光を反射するため、白く見えるのだ(反対に、すべてを吸収すると黒く見える)。
 
色の違いがなぜ人体に影響を与えるの?
目から入った光は視覚のためだけでなく、脳の視床下部にある生命時計に届く。この視床下部は、神経系、内分泌系を統制するいわば司令塔の部分で、神経系・内分泌系はともに人の精神状態と大きく関係するところ。だから、色の違い(光の波長の違い)によって、さまざまな変化をもたらすようである。
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