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早期老化症候群が進める老化現象


早期老化症候群として身近なところでは、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病があげられる。これらの病気がなぜ老化を早めるのかをまとめたのが下の図だ。

特に怖いのが、動脈硬化が認知症の原因になるケースが多いこと。日本ではアルツハイマー病よりも、脳血管性認知症の方が多いと言われている。

なお、高脂血症、高血圧症、糖尿病の前段階が『肥満』である。これは「肥満している人の多くがこれらの病気にかかりやすい」ということで、「肥満していない人はかからない」ということではない。たとえ太っていなくても、下のような生活スタイルを送っている人は要注意なのである。


内因
遺伝的要因
外因
生活スタイル
・運動不足
・不規則な生活時間
・脂肪や糖分過多の食生活
・喫煙による活性酸素の増加
肥 満
高脂血症
血液中のコレステロール・中性脂肪の量が多い状態
高血圧症
血圧が高い状態
糖尿病
血液中のブドウ糖(血糖)の量が多い状態
動脈硬化
悪玉がへばりつく
動脈の壁にコレステロール(悪玉)や死んだ細胞などがへばりついて、血管が細くなったりもろくなったりする状態
虚血状態または破裂
虚血 動脈硬化が起こる位置により異なるが、各臓器への血流が不十分になり、その部分が機能しなくなる。
つまる・破裂 血管が完全につまると血液が行かなくなった臓器などは壊死してしまう。
弱くなった血管が破裂してしまい体内で大出血を起こす。
心臓や脳などでこれが起こると死亡することが多い。
体内の老化が進み寿命も短くなる
脳血管性認知症=脳卒中などが原因で、脳細胞の一部が死滅し、認知症がおこるケースが多いが、脳のあちこちの比較的細い血管に動脈硬化がある場合、脳卒中の目立った症状がないまま認知症を起こすこともある。
網膜症=糖尿病の合併症。網膜の毛細血管が障害され、失明することもある。
心臓 狭心症=心臓をとりまく冠動脈が動脈硬化を起こすと、心筋に血液や酸素が届かなくなり機能低下を起こしてしまう。
下肢動脈など 間歇性跛行(かんけつせいはこう)=下半身の動脈硬化によって、歩くと下肢の痛みやしびれを生じる。50〜70歳代の男性に多い。

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