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貧血と低血圧はどう違う?


見出し “血液”について復習しよう


血液検査の写真(試験間に入って分離した血液)

血液は、液状成分である「血漿(けっしょう)」の中に、形のある血球成分(赤血球、白血球、血小板)から 構成されている。この中で貧血に関係あるのは赤血球。まずは、赤血球&そのほかの成分のはたらきを簡単にまとめてみよう。

  特徴など はたらき
赤血球 中央部がへこんだ円盤状をしている。骨髄で作られ、成人の正常値は1mm3中、男性450万〜530万個、女性400万〜480万個。表面の薄い膜の中にヘモグロビンという赤い色素を含む。血液が赤くみえるのはこの色素があるため。 全身に酸素を運搬すること。ヘモグロビンは、体内の各組織での酸素の濃度や酸素圧の高低によって、酸素と結合して酸化ヘモグロビンになったり、分離して還元ヘモグロビンになったりする。つまり、体内で 一番酸素濃度、酸素圧の強い肺で、酸化ヘモグロビンになり、酸素が消費されてしまった組織で酸素を分離、供給するわけだ。
白血球 骨髄で作られ、顆粒球、単球、リンパ球などがある。 身体に侵入してくる細菌やウイルスなどと闘ったり、免疫を作ったりする。
血小板 骨髄で作られる。 けがなどで出血したとき、血液を凝固させて血管壁を補修したり、出血を止めたりするはたらきがある。
血漿 たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ナトリウム、カリウム、塩素などを含んでいる。 液状で、赤血球、白血球を始め、栄養分などを体中に運ぶはたらきがある。


見出し 低血圧と貧血はどう違う?


低血圧と貧血は、一部の症状が似ているため混同されやすいが、まったく別の病気である。 また、脳貧血も貧血と混同されやすい病気の一つ。違いをまとめてみた。


貧血

ある一定量の血液の中に含まれる赤血球、またはヘモグロビンが正常値以下(男性1dl中12g以下、女性10g以下)に減少した状態のこと。

詳しい検査についてはこちら→「貧血の検査、どんなことをするの?」
原因のうちのほとんどが「鉄不足」。ヘモグロビンはヘムとグロビンから成る複合タンパク体だが、ヘムの成分の中に鉄が入っている。したがって、鉄が不足→ヘモグロビンができない→赤血球が小さくなったり赤みが薄くなる。赤血球の役割、酸素を体内に運ぶはたらきにも支障が生じる。なお、鉄不足以外の原因で貧血になることもある。
詳しくはこちら→「貧血はどうして起こるの?」
低血圧

血液が動脈を通るとき血管壁におよぼす力を血圧という。血圧は体内各所で異なり、血圧の高い方から低い方に血液が流れることで血液循環がスムーズに行われる。

血圧が低くなると、重力に反して血液を送らなくてはいけない脳や、身体の末端への血流が悪くなり、全身の倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、動悸、食欲不振などの自覚症状がある。ただ、低血圧には高血圧症のように生命を脅かす危険はなく、かえって長生きの人が多いとも言われている。

血圧には個人差があるため、診断基準にも諸説ある。例えば、厚生労働省の国民栄養調査では収縮時血圧(最高血圧)90mmHg以下を低血圧としているが、男性105mmHg、女性100mmHgを低血圧とする考え方もある。

脳貧血

脳への血液の供給が一時的に不足して、めまい、立ちくらみといった症状を起こすこと。一過性の脳虚血症で、貧血とは根本的に異なる。

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