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根性すえて、減感作療法?


見出し 花粉症(アレルギー症状)の唯一の治療方法


花粉症が自然に治る確率は、約5〜10%あると言われているが、多くの人の場合、放っておけば、年々悪化していく。今や10人に1人の日本人がかかり、今後も増加が予想されている病にも関わらず、ほとんどが「薬で症状を抑える」という方法しかとっていない。今のところ、根治のための積極的な方法は、 減感作療法 と呼ばれる、あまり一般的ではない免疫療法しかない。


治療の目標
これは花粉症(アレルギー症状)を引き起こす原因となっているスギ花粉などの抗原(アレルゲン)エキスを、長い時間をかけて少しずつ注射し、身体を徐々に慣れさせ、 アレルギーが起こらない体質に変えていく 治療方法。人間の「体質」そのものを、スギ花粉に過剰に反応しないようにするのだ。

歴史
80年以上も前に、花粉症の治療法として開発され、すたれることなく続いてきた。日本では約40年前まで花粉症そのものがなかったため、この治療が行われるようになったのも比較的最近で、約30年前から。アメリカでは、花粉症はもちろん、ダニなどのアレルギー治療でも、広く一般的に行われている。

効果
かつては約50%だった効果も、さまざまな改良を経て、現在 75%以上 にまで高まっている。治療に使う抗原の副作用も、かなり改善されてきている。今後、注目の治療方法だ。

治療プログラム
まず春が過ぎ、花粉症の症状がおさまった頃から治療を開始する。
スギ花粉症であれば、スギ花粉のエキスを薄めた液(抗原)を注射。
週に1〜2回、毎回1〜2本の注射を10週間〜6カ月続ける。その後、ひと月に1〜2本の注射を、数年にわたって打つ。トータルで30〜40本の注射が必要。 薄い濃度から始めて、少しずつ濃い濃度のものに変えていく。途中、症状が消えたとしても、 最低2〜3年 かけて根治させる。

問題点
減感作療法は成功すれば、それ以降は薬を使わなくてすむようになる素晴らしい成果が得られる。特に女性の場合、将来の妊娠・出産時の薬の副作用のことを考えると、おススメしたい治療だ。にも関わらず一般化しないのには、以下のような理由があると思われる。
かなりの根気が必要
3年という長期間、しかも始めは週に1〜2回の注射を続けるには、患者も相当、頑張らなくてはならない。根治する前に途中で止めないで済むよう、治療期間が短くできるような改善が求められる。
医師・病院が限定される
治療が長期にわたることを考えると、患者の通いやすさなどが大きな問題となる。しかし現在、実際に減感作療法を行っている病院や医師はまだ少なく、「どこの病院でも受けられる」という治療ではない。

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