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日本の花粉症は高度成長期とともにやってきた!
見出し花粉症急増の謎にせまる!

1970年代から急激に患者が増えた花粉症。その爆発的な増加の原因は、実は今のところハッキリとはしていません。そもそもアレルギーの原因とは、特定しにくいものなのです。しかし、さまざまな研究・観察の中で現在、以下のようなことが考えられている。いずれも高度成長期以降、日本人の生活が劇的に変化したことから起こっていると言われています。

日本人がアレルギー体質に変化した?
アレルギー体質日本人

小児アレルギー疾患、成人喘息など、いわゆる「アレルギー体質の日本人」が激増!なぜこんなにもアレルギー疾患が増えているのかと言うと、生活習慣やとりまく環境によって、体質のそのものが変化したからだと言われています。日本人のカラダの中に寄生虫がいなくなり、抗原抗体反応(アレルギー)が花粉などで起きやすくなったという面白い説もあります。しかし今のところ、はっきり「コレが原因!」と言えるものはわかっていません。こうした中でも、主に以下のようなことが関係している考えられています。

更新日:2014年12月22日
◆食生活の変化

美食や欧米的な食生活への変化により、肉などのたんぱく質の摂取が多くなると、異物への反応が過敏になる=アレルギー体質になりやすいと考えられています。また、インスタント食品やスナック類、ファーストフード、保存食などが増え、食品添加物を小さい頃から摂り続けていることも、こうした体質変化の原因としてあげられています。

◆住まいの変化

特に都市部では、マンションなどの気密性の高い住宅が多くなり、そうした住まいでダニ(特にチリダニ科のヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ)が増えると、ダニの死骸・フンが室内に大量に蓄積し、アレルギーの直接原因(アレルゲン)となります。実際、小児喘息の原因の多くが室内の環境にあると言われています。こうしてアレルギー体質となっている場合、同時に花粉にも過敏になりやすいと言われています。

◆ココロの変化

現代はストレス社会。毎日、自らの厳しい選択と実行を迫られています。また音・光・閉塞感など、無意識のストレスもあります。こうしたことが即、アレルギーを生んでいるかどうかは測りにくいですが、ストレスは免疫機能の変調をもたらすことが確認されています。

更新日:2014年12月22日
「土」から「アスファルト」へ…

特に都会の道路は今「土」の所を探す方が難しいくらい、ほぼ完全にアスファルトで舗装されています。もし花粉が飛んで来た場合、湿ってデコボコした土ならば、そこに落ちれば再び舞い上がりにくいのですが、アスファルトでは一度落下しても風や上昇気流でまた舞い上がります。すると空気中に飛んでいる時間が長くなり、その分、人間に吸われる機会も多くなってしまいます。

公害でスギも粘膜も抗体もおかしくなっている
都会のスギ花粉

花粉症はスギ林の近くより、ビルの立ち並ぶ街中での方が発症率が高いと言われています。これには公害、特にディーゼル排出微粒子が関係していると考えられています。
人間の鼻の粘膜や肺は、ディーゼル排出微粒子で痛めつけられています。ディーゼル排出微粒子とは、約1ミクロン以下の非常に細かい活性炭で、鼻の粘膜はもちろん、普通は異物が入ることのない肺胞にまで入って害をおよぼします。さらに、本来は身体の中で作られにくい、花粉症を起こすのに関わるIgE抗体が、アレルゲンとディーゼル排出微粒子を一緒に吸い込むと、作られやすくなると言われています。

更新日:2014年12月22日
現代日本はスギ・ヒノキ花粉の天国

太平洋戦争で荒れた山に、林野庁奨励のもとスギの植林がなされ、それは戦後の復興に大きく貢献をしました。しかし、そのためにスギ花粉の絶対数は増加。また、1960年にはわずかだったヒノキ花粉も、木材として人気が高まったため、ヒノキの植林が進み、その後の20年で3倍以上にも増えました。ヒノキ花粉は、スギ花粉によく似た構造のため、スギ花粉に上積みされてアレルギー反応が起きやすいと考えられています。

森林は管理してこそ美しい
日本とスギ

スギは植林後40年ほどで成木になり、花粉を飛散し始めます。戦後に植えたものが、今まさに花粉をまき散らしているのです。日本のスギは安い輸入木材におされ、次々と林業にたずさわる貴重な人材が減り、枝打ちなど、スギ林の管理が困難になりました。やがて枝が伸び放題になって、より多くの花粉をまき散らす結果となりました。同じ状況が続くことのないように、林野庁は花粉の少ないスギ品種の開発・転換や、スギ人工林から広葉樹林・針広混交林への転換などを促進しています。

更新日:2014年12月22日

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