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Q高コレステロール+喫煙者は死病にかかる可能性が高い


この答えはYES。高コレステロールと深い関係がある動脈硬化。喫煙などによってさらに動脈硬化を進め、最終的には命にかかわる病気にかかってしまう可能性がある。


見出し 動脈硬化の先には、こんな病気が待っている

動脈硬化も最初のうちは特に自覚症状がない。しかし、そのまま放っておくとどんどん進み、ある日突然発作を起こして倒れてしまうことも多い。動脈硬化が原因となる深刻な疾患を紹介しよう。

主な動脈硬化疾患 動脈硬化が原因の主な病気 危険信号
病名 症状など
虚血性心疾患
心臓を動かす筋肉(心筋)に血液を送る動脈(冠状動脈)が、動脈硬化を起こした状態のこと。
狭心症 冠状動脈の血流が悪くなり、心筋に十分血液が供給されなくなるのが原因。運動や仕事中に強い胸の痛みを感じるなどの発作が起こることが多い。死亡するのはまれ。 運動や興奮したりすると、心臓や上復部あたりが重苦しい。前胸部が痛むこともある。
心筋こうそく 冠状動脈がふさがって心筋に血液が送れなくなり、心筋の一部が壊死する。寝ているときなどに突然、強い胸の痛みに襲われる。死亡するケースも多い。
脳血管障害
脳内の動脈が動脈硬化を起こした状態。このために脳に血液が送られなくなると、体のマヒ、失語などの後遺症が残ることが多い。このような症状を総称して「脳卒中」という。
脳出血 脳の動脈の一部が破れて脳の中に血腫ができる。活動中に急に頭痛や倒れるなどの発作が起きる。半身マヒ、昏睡に陥ることもある。脳卒中の中でも死亡率が高い。高血圧のある人に起こりやすい 物忘れが増える、ぼんやりする、感情の起伏が激しくなる、頭痛やめまい、足のしびれ感がある、話そうとすると舌がもつれることが多いなど
脳こうそく 脳の動脈が詰まり、一部に壊死が起こる状態。脳血栓と脳塞栓に分けられる。脳血栓は一過性の頭痛やめまいなどが繰り返され徐々に症状が重くなる。高脂血症、糖尿病、高血圧の人に多い。逆に、脳塞栓は急に発作が起こり、虚血性心疾患などが原因になることがある。

表で紹介したのは、コレステロール値の高い人がかかる可能性の高い疾患。このほか動脈硬化が原因で起こる病気には、腎疾患(腎硬化症など)、末梢動脈の動脈硬化、目の動脈硬化(眼底出血)などがある。


見出し 動脈硬化を進める諸要因


動脈硬化を進める条件は、高コレステロールだけではない。実際には下表の諸条件がそれぞれ影響しあっているのだ。思い当たることが多い人は要注意。できるところから少しずつ改善していきたい。なお、思い当たることが多いものの、ここしばらく検査を受けていない場合は、まずは健康診断や血液検査を受けることをお勧めしたい。


動脈硬化を進める主な要因

高血圧 動脈の内壁に常に高い圧力がかかるため、内壁が損傷されやすい。特に脳や腎臓の動脈硬化が多くなる。
高脂血症 LDL(悪玉コレステロール)が多い高コレステロール血症は、動脈の内壁にコレステロールが染み込みやすく、アテローム硬化(粥状動脈硬化)を促進する。特に狭心症や心筋こうそくなどを起こしやすい。
糖尿病 糖尿病の人は、中性脂肪や総コレステロール値の高い人が多い。また、HDL(善玉コレステロール)が低くなる傾向もある。
喫煙 1日1箱以上たばこを吸う人は、狭心症や心筋こうそくになる確率が吸わない人の約2倍という調査結果がある。たばこのニコチンは血液の粘性を高め、動脈壁内の中膜を傷つける作用があるためだ。
肥満 肥満度が高くなると、LDL(悪玉コレステロール)が増えてHDL(善玉コレステロール)が減るといわれている。
ストレス ストレスが増えると血液中のコレステロールが増えてしまう。また、高血圧や糖尿病なども 誘発しやすい。
運動不足 運動不足が続くと、血液中の中性脂肪やコレステロールが増えてしまう。
甘い物または飲酒 大量の飲酒は中性脂肪を増やし、脳卒中の危険性が高まってしまう。また、甘い物のとり過ぎも中性脂肪を増やしてしまう。

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