疾患・特集

冬に風邪をひくのは何故?

風邪の原因のほとんどはウイルスによるもので、約200種類ものウイルスが「風邪の原因」として確認されています。そのウイルスが好きなのが「乾燥」です。

乾燥が大敵!

風邪の原因のほとんどはウイルスによるもので、約200種類ものウイルスが「風邪の原因」として確認されています。特に悪質なのが、ご存じ「インフルエンザウイルス」です。そのウイルスが好きな環境が「乾燥」。さらに人間の側にとって都合が悪いことに、ウイルス侵入を防ぐ第一の門「のど」が乾燥すると、異物(ウイルス)を排除するはたらきが弱まってしまうのです。

風邪はありがたい(?)生活習慣注意報!

しかし、こうした外的な原因(ウイルスの流行や、寒さ、乾燥)以上にカギとなるのが、今の自分自身の体力や体調、免疫力です。
そしてその状況を作っているのが、次の通りあなたの毎日の生活習慣にあります。
よく12月になると風邪をひき始めますが、それはウイルスの活性化のほかに、年末で多忙となり、生活管理がおろそかになったためではありませんか?

生活習慣の乱れ

一般的に生活習慣病というのは、体から何のサインもないため、本人の自覚症状がないままに深刻な状態に進行してしまうところが恐ろしいところです。しかし、ここにひとつの目安ができます。それが「風邪」です。
最近、風邪に何度も悩まされているようなら、それは生活習慣の危険信号として、ありがたく(?)受け止め、風邪にも生活習慣病にもかからない生活改善をしていきましょう。

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