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口から入った食べ物は、胃や腸などの消化管を通って消化吸収され、残りカスが便として肛門から排出される。その長さは約9m、時間にして1日半から3日くらいかかるそう。それでは口から出発!
さらに、小腸の入口(十二指腸)で、胆汁やすい液と混ざり合いながら消化される。便が黄褐色なのは胆汁の影響だ。
食物繊維は胃や腸で消化されず、したがって吸収もされない「食物のカス(つまりは便)」の代表格だ。ところがこのカスは、余分な脂肪や糖質(一部)、果てはダイオキシンなどの有害物質も吸着して、一緒に便にしてしまう。また、腸内の善玉菌を増やす働きもある。腸内の環境を整えるのになくてはならない「カス」なのだ。
大腸がぜんどう運動をしていくためには、「カスが来たぞ〜!」という刺激が必要だ。この刺激は便になる食物のカスが一定量ないと起こりにくい。つまり、食べ物のカスの代表格である食物繊維が多ければ、便が腸を進みやすくなるというわけだ。
ここで大事なのは、直腸に便がいっぱいになったから便意を感じるのではないということ。だから、便意を感じても放っておいたり、ちょっと力んだだけで「出ない」とあきらめてしまったりすると、「便が来たぞ〜!」というサインも何となく消えてしまうのだ。そして、次の便が直腸にくるまで、直腸に便が残ったままという状態になるワケ。出るような出ないような割り切れない感覚もこれと関係ありそう。 そして、こういったことを繰り返すうちに、便意そのものを感じにくくなってしまう。便秘体質になってしまうのだ。
色は黄土色が理想。腸内で善玉菌が働いている証拠なのだ。肉や魚などたんぱく質や油脂の多い食事をしている人は、胆汁などの影響で濃い茶色になる。また、便やオナラが強烈に臭い人は、腸内で悪玉菌が活発に働いている可能性が高い。たんぱく質の量を調整して食物繊維やビフィズス菌を多く含む食べ物をとるように心がけよう。