地球の1日が24時間なのに対し、人間の本来持っている1日の単位は25時間。もし光も音も温度も1日中変わらない条件の中で生活すると、ヒトは25時間ごとに寝たり・起きたりする事になる。人間以外の生き物も1日24時間とは限らず、24時間より長かったり、短かったりする。
この25時間1周期を1時間早めて、24時間で1日の周期に合わせる事ができるのが体内時計。
その時計とは、左右の眼の網膜からのびた視神経が、視床下部で交叉している所のすぐ上にある視交叉上核のこと。直径わずか1ミリの超小型・超高性能時計。その時計は朝、眼から入る太陽の強い光を感知すると、3〜8ミリとやはり小さな松果体に信号を送る。松果体からは「時計ホルモン」と呼ばれるメラトニンが分泌される。メラトニンは約14時間後に睡眠を促すホルモンで、血流によって、カラダのすみずみまで時間の情報を運んでいく。
私たちは太陽の光を浴びる事で、体内時計を1時間早めるリセット・ボタンを毎日押しているのだ。 |