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水道水は本当に危ないの?

 

日本の水資源は、今や工場廃水、生活廃水、農薬、酸性雨などいろいろな原因によって汚染されているのが現状だ。このような水を浄水して、各家庭に送られてくるのが水道水。我々が汚した水を苦労して浄水してくれるのだから文句を言えた義理ではないが、危険な水を知らずに飲んで寿命を縮めたくもない。そこで、水道水の現状はどうなっているのか調べてみた。


見出し 水道水の安全基準


日本の水道は、国が定めた安全基準に基づいた水道水を供給するよう義務づけられている。 また、水道局ごとに定期的に水質検査が行われ、結果が公表されている。我々一般人が水道水の安全性を確かめるためには、この検査結果をチェックするしかないようだ。

水質基準は次のような項目について、基準値、目標値、指針値がそれぞれ示されている。下の表で紹介している項目については、すべて基準値が定められている。基準値は、動物実験などで得られたデータから、それ以下であれば人間の体に害がないとされる値のこと。

基準値を超える項目がある水は供給できないから、水道水は最低限の安全は確保されているといえる。ただ、基準値以下であっても、下表の物質の濃度が高いようなら、水道水の供給源が何に汚染されているのか、大体のところをつかむことができそうだ。

具体的な項目の例 濃度が高いときは・・・
健康に関する項目
(全29項目)
一般細菌 消毒滅菌が不十分
水銀・シアン・フッ素 水道水中に産業廃水が混入している恐れがある
硝酸製窒素・亜硝酸性窒素 動物の糞尿や下水の混入の可能性が大きい
水道水が有すべき性状
に関連する項目(全17項目)
陰イオン界面活性剤 家庭用廃水や工場廃水による汚染が推測される

このほかにも、快適水質項目(13項目・・・目標値)、監視項目(26項目・・・指針値)などが定められている。


見出し 塩素消毒の問題点


塩素消毒

水道水の中に、発がん物質が含まれているという話を聞いたことがあるだろうか。残念ながらこれは事実である。水道水を浄化する過程で、大量の塩素が投入されるのだが、これが発がん物質であるトリハロメタン発生の原因になってしまう。もちろん、先に述べた水道水の安全基準には、トリハロメタンなど「消毒副生成物」の基準値も定めている。ただし、この数値については、もっと低く設定すべきという意見もあるようだ。

とはいえ、塩素処理をしなければ、水道水は飲めるような水にはならない。アンモニアやプランクトン、細菌類、有機物などは塩素によって除去されているのである。行政でも、塩素の使用量が少なくできるような新しい浄水システムの研究を進めているが、コスト面での問題が大きい。

このため、最近はトリハロメタンなどを除去できる「家庭用浄水器」が人気を集めているようだ。しかし、汚れた水をきれいにする工夫も大事だが、最初から水を汚さないような生活を考えることが一番大切だ。水の汚染原因の第1は、家庭からの生活廃水なのである。


見出し 水道水は家の前で汚染される?

発がん物質の問題があるにしても、塩素消毒などのおかげでキレイになった水。ただし、これはあくまでも浄水場を出るときの話だ。浄水場を出てから、各家庭の蛇口に到着するまでの過程で、せっかく消毒された水が、再汚染されるケースがあるのだ。

マンションなどの集合住宅では、水をいったん受水タンクに貯め、各家庭に供給している。このタンクや、タンクと家庭を結ぶ水道管の汚染や腐食が原因で、水が汚染されてしまうのである。
水道から赤い水が出てきたり、変なニオイがしたという経験はないだろうか・・・。 集合住宅の受水タンクや水道管の管理は、住人などの責任で行わなくてはならない。最低でも1年に1回のタンク清掃や水質調査などを行っていくよう働きかけていきたいものだ。

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