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ニオイに悩む日本人が増えている


昔の日本人は、体臭をそれほど気にしなかった。ところが最近、自分の体臭で悩む人が増えているという。それを象徴するのが、デオドラント商品の好調な売れゆきだ。日本人はいつのまにニオイを嫌うようになったのか。


見出し 「ニオイのない時代」に生まれ育った現代人

ヨーロッパの人の体臭はきついといわれる。伝統的な肉食中心の食生活によるところが大きい。ヨーロッパで香水が発達したのも、強い体臭を消すため。ドイツでは10人中9人がワキガ体質ともいわれる。
それに対して、日本人は比較的体臭の少ない民族だ。お香以外に、ニオイへの関心も薄かったようだ。それが今ではニオイに敏感な民族になっている。


ニオイを嫌悪する傾向が強まってきたのは、日本の社会から徐々に「生活臭」がなくなってきたことの反映だともいわれる。汲み取り便所の刺激臭は水洗トイレの普及によってなくなり、焼肉店のおいしそうなニオイは無煙ロースターの導入で消え…という具合に。
今の若い世代の人々は、生活臭が街に満ちていた時代を知らない。となれば、生活臭や体臭を嫌悪するのも当然かもしれない。
生活臭が消えた


見出し 昔は「デブ」「ブス」、今は「クサイ」「バイキン」

昔は子供たちがケンカやいじめで使う言葉というと、「デブ」「チビ」「ブス」など、容姿に関する言葉が多かった。ところが最近は、「ネクラ」「いい子ぶるな」など性格・態度を表現する言葉と並んで、「クサイ」「バイキン」「汚い」といった言葉がよく使われるという。これも体臭に対する嫌悪感を表しているといえる。

「クサイ」は言葉の暴力である。例えば「デブ!」といわれたとき、人は「デブで何が悪い!!」などと言い返すことができる。でも「クサイ!」といわれたとき、「クサくて何が悪い」「クサくてもいいじゃん」とはなかなか言い返せないものだ。


見出し あなたの周りの人も悩んでいるのかも…

体臭に関する悩みは、その人自身にとってはとても深刻だ。ひどい場合は対人恐怖症にまで陥るし、登校拒否をおこす子供も増えているらしい。 例えばあなたに思春期の子供がいる場合、次のような行動が目についたら、それは体臭で悩んでいるというサインかもしれない。
入浴時間が急に長くなったり、1日に何度もシャワーを浴びる
デオドラントグッズを急に買い揃える
汗をかくのが恐いため、好きだったスポーツや運動を急にやめてしまう


見出し 気にしすぎるのもひとつの病気

自臭症 とはいえ、気にしすぎるのも問題だ。実際は臭わないのに体臭がきついと思いこむ。これがひどくなると、自臭症(自己臭症)という立派な病気になる。実際は違うのに「私が近くにいくとみんな不快そうな顔をする」「私と話をする時にあの人がたばこを吸うのは私の口臭のせいだ」などと思いこんでしまうのだ。
だれにでも体臭はある。自分で臭いと思っても、周りからすれば気がつかないほどのものかもしれない。そして人間は気にしすぎるとよけいに汗をかく。逆効果だ。
まずは清潔第一。そして気にしすぎないこと。どうしても気になるときは皮膚科で一度相談してみるとよいだろう。

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