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悩み別・おすすめ漢方薬 田中先生


例えば「カゼ」と一口に言っても、その段階や症状によって、選ぶべき漢方薬は全然違う。
どんな症状にはどんな漢方薬が効くのか、いくつか紹介しよう。ただし、体質などによっても違うので、これはあくまでも参考程度にし、実際に使うときには、専門医や薬剤師に相談した方がよい。

カゼ kaze 人体
A)ひきはじめ
・ 寒気がする
(発熱・頭痛を伴うが、汗は出ない)
 葛根湯
(かっこんとう)
・ くしゃみ、鼻水など水っぽい症状  小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
・ のどカゼ  駆風解毒湯
(くふうげどくとう)
B)こじらせた場合
・ 微熱・だるさが続く ⇒ 小柴胡湯
(しょうさいことう)
・ 胃腸にくる ⇒ 半夏瀉心湯
(はんげしゃしんとう)
・ 気管にくる
(カラ咳が時々出て、痰は粘っこいが色は白い)
⇒ 柴朴湯
(さいぼくとう)
・ 顔がはれぼったく、尿が少ない ⇒ 五苓散
(ごれいさん)
【養生法】

ひいたなと思ったら、温かくして寝る。特に葛根湯を使うようなときは、汗をかかせることが目的なので、熱いお粥や生姜とネギのスープを飲むとよい。一方、のどカゼ の場合は、発汗のさせすぎはのどの乾燥を強めることになるので逆効果。また、こじ らせた場合は、体力が落ちているので、とにかく睡眠を十分とること。


花粉症 [イラストへ戻る]
・ くしゃみや鼻水が止まらない ⇒ 小青竜湯
(しょうせいりゅうとう)
・ 鼻づまりがひどい ⇒ 葛根湯加川キュウ辛夷
(かっこんとうかせんきゅうしん い)
・ 目や鼻がかゆい ⇒ 十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)
・ 咳やのどの炎症を伴う ⇒ 駆風解毒湯
(くふうげどくとう)
  麻杏甘石湯
(まきょうかんせきとう)
【養生法】
アレルギー体質かなと思ったら、まず食生活を見直し、改善してみる。
(えび・カニ・タコ・イカ・赤貝・イクラ・モチ米・ココア・コーヒー・香辛料・糖分・肉類のとりすぎは、アレルギーを助長させる)。ストレスもアレルギーのもとだ。


胃腸疾患 [イラストへ戻る]
・ ストレス性の胃炎や胸やけ ⇒ 安中散
(あんちゅうさん)
・ みぞおちが張る感じがして吐き気がある、便秘と下痢を繰り返す ⇒ 半夏瀉心湯
(はんげしゃしんとう)
・ 胃が重く、めまいや頭痛、目の奥の痛みを伴う ⇒ 苓桂朮甘湯
(りょうけいじゅっかんとう)
【養生法】
胃炎がある場合は、食べ過ぎず、睡眠をよくとり、ストレスをためないよう注意。大根や麦をよく食べるとよい。
胃下垂の場合は、消化のよいものを食べ、冷たいものは避ける。朝鮮人参入りの薬用酒を飲むのもよい。


便秘 [イラストへ戻る]
・便秘の基本方剤⇒ 大黄甘草湯
(だいおうかんぞうとう)
・ 体力があり、のぼせ気味で血圧も高く、黒い宿便がある⇒ 三黄瀉心湯
(さんおうしゃしんとう)
・ 体力があり、肥満(特にタイコ腹)で、食欲大⇒ 防風通聖散
(ぼうふうつうしょうさん)
・ 体力があり、唇が赤黒く、のぼせ、頭痛が強い。生理不順等がある⇒ 桃核承気湯
(とうかくじょうきとう)
・ 体力がなく、下剤を使うとお腹が痛む人や、小児⇒ 小建中湯
(しょうけんちゅうとう)
・ 脱肛や痔疾患を伴うもの⇒ 乙字湯
(おつじとう)
【養生法】
つねに便秘気味の人は、排便あるなしにかかわらず1日1回はトイレに行く習慣をつけ、適度な運動を行うとよい。イモ、豆、プルーン、ゴボウなど食物繊維を多く含んだものを食べる。コロコロした乾燥便の出る人は、腸を潤す黒ゴマ(すったもの)ハチミツ、クルミがよい。起き抜け一杯の牛乳や水も効果的だ。


冷え性・生理不順 [イラストへ戻る]
・ 貧血気味で冷え性があり、むくみや膀胱炎を起こしやすい⇒ 当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
・ 貧血気味で冷え性があるが、むくみはなく、肌がカサカサした感じ⇒ 人参四物湯
(にんじんしもつとう)
・ 疲れやすく精神的にイライラする、動悸・のぼせ・不眠を伴う⇒ 加味逍遥散
(かみしょうようさん)
・ 冷えはあっても冷えのぼせ(手足が冷たく顔はのぼせる)、アザやシミができやすい⇒ 桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
・ 便秘があり、のぼせが強く、イライラや生理痛が強い⇒ 桃核承気湯
(とうかくじょうきとう)
【養生法】
カニ、ウニ、イクラ、タコ、イカ、貝、あくの強い山菜などは、血液を汚すので避ける。冷えのある人は、生野菜や果物など体を冷やすものは避ける。のぼせが伴う人は、チョコレートや香辛料など刺激の強いものをとりすぎないこと。


頭痛 [イラストへ戻る]
・ カゼによるもの⇒ 葛根湯
(かっこんとう)
・ 片頭痛や生理痛など、血液循環の悪さからくるもの⇒ 加味逍遥散
(かみしょうようさん)
  桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
・ 水分代謝の悪さからくるもの⇒ 苓桂朮甘湯
(りょうけいじゅつかんとう)
  五苓散
(ごれいさん)
・ 胃腸障害を伴うもの⇒ 三黄瀉心湯
(さんおうしゃしんとう)
  黄連解毒湯
(おうれんげどくとう)
  半夏白朮天麻湯
(はんげびゃくじゅつてんまとう)
・精神的ストレスからくるもの⇒ 柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼ れいとう)
  葛根湯
(かっこんとう)
【養生法】
頭痛の原因によって異なる。カゼによるものは、熱いものを食べて汗をかくようにし、水分代謝異常によるものは、水分をとりすぎないようにして、モチ米など小便の出を悪くする食べ物はひかえる。胃腸が熱をもっているときは香辛料や刺激物をひかえ、逆に冷えている場合は刺身や生野菜をひかえる。頭痛の原因によって異なる。カゼによるものは、熱いものを食べて汗をかくようにし、水分代謝異常によるものは、水分をとりすぎないようにして、モチ米など小便の出を悪くする食べ物はひかえる。胃腸が熱をもっているときは香辛料や刺激物をひかえ、逆に冷えている場合は刺身や生野菜をひかえる。


肥満 [イラストへ戻る]
・ 水太りタイプ(汗っかきで疲れやすく、体がブヨブヨしている)⇒ 防已黄耆湯
(ぼういおうぎとう)
  五苓散
(ごれいさん)
・ 脂肪太りタイプ(便秘で腹が出ているような人)⇒ 防風通聖散
(ぼうふうつうしょうさん)
  大柴胡湯
(だいさいことう)
・ 食欲旺盛すぎるタイプ⇒ ヨク苡仁湯
(よくいにんとう)
  麻杏ヨク甘湯
(まきょうよくかんとう)
【養生法】
カロリーの高いものや甘いものには気をつけ、特に中高年以降は水分の取り過ぎにも 注意。同時に、少しずつでも運動をしていくことが大切。

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