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ヒトの体温

ヒトの体温は何度まで上昇可能!?

私たち哺乳類は定温動物である。
定温動物とは、気温に関わらずいつも体温を一定に保つことができる動物のことである。
「そんなこと知っているよ!何をいまさら」と思われた方も多いかもしれないが、ここからが問題。
体温を一定に保つメカニズムはどのようになっているのだろうか。

体温を維持する中枢は間脳の視床下部にあり、外気温や血流温度に合わせて体温を調節している。
例えば外気温が高い場合、視床下部の温熱中枢を刺激し、体温調節中枢の設定温度を低くして体熱の放散を図ろうとする。
運動をしたときや真夏日に汗をかくのは、発汗によって体熱を放散させようとするため。
逆に外気温や血流温度が低いと、視床下部の冷中枢を刺激して体温調節中枢の設定温度を高くし、熱の放散を抑制する。
寒いと体がガタガタふるえるのは、筋肉を動かすことによって体熱を生産し、体温を上げようとするためなのだ。

体温計が42度までしかない理由

こうして私たちの体は平熱に保たれているわけだが、この平熱にも個人差がある。
概して女性の方が男性よりも体温の低い人が多く、35度の女性もいる。
普通、平熱と言われるのは35〜36.5度ぐらい。
しかし健康であってもいつも体温が一定というわけではない。
朝方より夕方の方が体温が高くなるし、興奮すればアドレナリンが分泌されて体温が高くなる。
だから平熱が高い人は、強い緊張にさらされることで、アドレナリンがつねに分泌されている可能性が高い。

発熱とされるのは、37度以上。
体温が1度上昇すると13%代謝が増加し、発汗、倦怠感という症状が出る。
気温が1度上がるのと違って、体温が1度上がるのはかなり人体に負担がかかると言うわけだ。
ところで体温計をよく見ると目盛りは35度から42度までしかない。
これはヒトの体を構成するタンパク質の性質と大きな関係がある。
タンパク質は熱で凝固する性質がある。
この凝固の温度が42度以上。
つまり42度以上熱が出てしまったら、ヒトは生命を維持することが不可能になる。

では逆に低温にはどれだけ耐えられるのか。
医療の現場では35度以下を低体温といい、体温を上げるための処置が必要になる。
低体温になると意識の混濁や脈が激しくなるなどさまざまな症状が現れる。
そして20度で心臓が停止してしまうのだ。

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